今日は、**人に絶対に話さない方がいいこと5選【について話していきます。
人に話すと、気持ちが少し軽くなりますよね。
でも、話したあとに、モヤモヤしたり、後悔したりしたことはありませんか?
たとえば、
- 「ちゃんと話したのに伝わらなかった」
- 「軽く流された気がした」
- 「言わなきゃよかった」と思った──そんな経験。
実はそれ、多くの人が経験しています。
人に話すことで共感を得るつもりが、逆に「信頼」や「立場」を失ってしまうことがあるんです。
「話すこと」そのものは、悪いことではありません。人と分かり合ううえで、絶対に必要なことです。
でも──
“誰に”“どんな内容を”“どんな気持ちで”話すかを間違えると、人と分かり合うどころか、“信頼を失うきっかけ”になります。
たとえば、
- 「陰口」を話したら、距離を置かれてしまった。
- 「自分の弱さ」を話したら、急に相手の態度が冷たくなった。
- 「うまくいっている話」をしたら、避けられるようになった。
- 「秘密」を話したら、言いふらされた。
- 「正しいこと」を主張したら、素っ気ない態度を取られた。
こういうことって、意外と多いんです。
じゃあ、どうしてそんなことが起きるのか。
このあと、人に絶対に話さない方がいいこと5選をご紹介していきます。
① 陰口
陰口を言うと、その場ではスッキリします。
「わかる!」「ひどいよね」と共感してもらえると、相手が自分の味方をしてくれているような気持ちになります。
「この人は私の味方だ」と思ってつい、さらに陰口を話してしまうこともありますが、、、、
それは、あまりおすすめしません。
なぜなら、たとえ相手が共感してくれていたとしても、「愚痴ばっかり聞かされるのはしんどい」と感じる人もいれば、「この人、私のいないところで私の悪口を言ってそう」と思う人が多いからです。
あなたも、陰口ばかり言っている人と話していて、「私のいないところで私の悪口を言ってそう」と感じたことがあるはずです。
陰口が多いと、人間性を疑われたり、信頼を失うことにつながります。
なので、信頼される人でありたいのなら、なるべく自分から陰口を話さないように意識して見て下さい。
② 自分の弱さ
人に自分の弱さを伝えることは、自分を分かってもらううえで大切なことです。
むしろ、自分の弱さを素直に出せる人のほうが、人間味があって信頼されやすいです。
ですが、自分の弱さを、何度も繰り返し言うのは良くありません。
たとえば、苦手な作業があって、うまくできないたびに「私これ苦手やねん」と言っていると、“苦手やから許してね”と言っているように聞こえます。すると、「この人はやる気がないのかな」と思われてしまいます。
苦手なことを何度も主張するより、不器用ながらもやろうとしている姿勢を見せることで「苦手なりに頑張ってはる」という好印象に変わります。
自分の弱さを知ってもらい、理解されることはとてもいいことです。
でも、やり過ぎると「言い訳が多い」「努力する気がない」と思われてしまう。
“弱さを見せること”と“弱さに甘えること”は、まったく別なんです。
自分の弱さを見せるのは、自分を知ってもらうためであって、弱さに甘えることではありません。
この違いを分かったうえで弱さを出していくと、理解し合える人間関係が築けます。
③ うまくいっている話
うまくいっている話って、つい誰かに聞いてほしくなりますよね。
努力が報われた瞬間を分かち合いたい。一緒に喜んでもらえたら嬉しい。
そんなふうに思って話したくなるのは、自然な気持ちです。
でも、聞く側がその話を受け止める“心の余裕”を持っているかどうかは、わかりません。
たとえば、あなたがうまくいっている話をした時、相手が苦しい状態にあると…
「よかったね」と思う気持ちよりも、「あなたは上手くいってるのに、どうして私は…」という気持ちが上回ることがあります。
これは人として自然な感情です。
自分の人生がうまくいっていない時に、人の幸せを心から喜べないのは、当たり前のことです。
あなたにそのつもりがなくても、相手のタイミングによっては“自慢話”や“マウンティング”のように感じさせてしまうことがあるんです。
上手くいっていない人には言わず、同じように努力している人や前向きな人に話すようにすると、ちゃんと祝福してもらえます。
うまくいっている話を控えるのは、“謙遜”ではなく相手への“配慮”です。
この配慮があると、不要なトラブルを未然に防ぐことができます。
秘密
秘密は、誰にでもあります。
過去の失敗、家庭のこと、心の傷など、人に話せないことのひとつやふたつ、誰でも持っています。
そんな「誰にも知られたくない秘密」を話すときに、いちばん気をつけなければならないのは、“話す相手”です。
話す相手を間違えると、知られたくない話を“ネタ”にされて、面白おかしく言いふらされることがあります。
実際、「親身に話を聞いてくれたと思っていたのに、私の知らないところでいいふらされていた…」こんなケースは本当に多いです。
なので、「この人は口が軽くないか」をしっかり見ておくことが大切なんです。
そしてもうひとつ。
たとえ悪気がなくても、“人の秘密”を話してしまうと、「この人、人の秘密を話すんだ」と信頼を失う原因になります。
秘密を守れる人は信頼されます。逆に、口が軽い人は「信用できない人」と思われます。
自分の秘密も、人の秘密も、安易に話さない。それだけで、余計なトラブルを防ぐことができます。
⑤ 正論
正論は、たしかに“正しいこと”です。
でも、人はいつでも正しい言葉を受け止められるわけではありません。
たとえば、落ち込んでいる時に、「そんなん、あんたが悪いやん」と言われたら、「私が悪いし、仕方ないなあ」と思えますか?
多くの人はきっと、「そんなんわかってるけど、私の気持ちもわかってえなあ」と思うはずです。
人の気持ちって、そういうものなんです。
落ち込んでいる時に、相手が求めているのは“正論”ではなく、“理解”や“共感”のほうなんです。
「気持ちをわかってほしい」と思っている相手に、正論をぶつけてしまうと、「理解されない」と感じて心を閉ざしてしまいます。
正論は、タイミングを間違えると、相手を追い詰める言葉になります。
大事なのは、正論を言う前に、相手の気持ちを受け止めること。
相手が「わかってもらえた」と感じたあとなら、正論もちゃんと届きます。
まずは理解と共感、そしてそのあとに正論。この順番を忘れないようにしてください。
「話す相手」を見極める
「話す内容」より「話す相手」信じても大丈夫な人を見極める力を育てよう。
人に絶対に話さない方がいい5選は、陰口、自分の弱さ、うまくいっている話、秘密、正論、でした。
これらは、「誰に・どんなときに・どんな気持ちで話すか」を間違えると、“信頼を失う原因”になってしまいます。
だからといって、話すこと自体を否定するわけではありません。
本当に大事なのは、話さないことではなく、話す相手を見極めることです。
次回のテーマは、「安心して話せる相手が持つ3つの共通点」。
人に話すことで救われた経験がある人もいれば、話したことで余計に傷ついた人もいます。
同じ「話す」でも、救われるか、傷つくか、、、
その違いを決めているのは、**“話す内容”ではなく“話す相手”**なんです。
あなたが「この人になら安心して話せる」と思える人を見極めるための3つの共通点をお伝えします。
人を避けるのではなく、“正しく人を選ぶ”ことで、「信じても大丈夫な関係」を築けるようになりますので、次回をお楽しみに。
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