「他人軸と自分軸、何が違うんですか?」
よくこんな質問をいただきます。
多くの人が、この2つの違いを表面的にしか理解していません。
「他人軸は人の目を気にする、自分軸は自分の気持ちを大切にする」
確かにそうなんですが、それだけだと変われないんです。
大切なのは、なぜそうなるのか?という仕組みを理解することです。
今日は、他人軸と自分軸の決定的な違いを、仕組みから解説していきます。
この違いが分かれば、あなたも自分軸で生きられるようになります。
他人軸とは?
まず、他人軸とは何か?
他人軸とは、判断基準が「どう思われるか」にある生き方です。
例えば、髪型を決める時、本当は短くしたいのに「似合わなと思われたらどうしよう」と考えて、無難な髪型を選んでしまう。
LINEで既読がついたのに返信が来ないと、「何か気に障ること言ったかな」と不安になって、何度もスマホを確認してしまう。
買い物で服を選ぶ時、気に入った服を見つけたのに「この年でこんなん着たら変に思われそうやな」と考えて、結局買わずに帰ってしまう。
こういった行動、ありませんか?
他人軸で生きている人は、何かを決める時、「これをしたら、どう思われるやろう?」「これを言うたら、嫌われるんちゃうかな?」「断ったら、関係が終わるんちゃうかな」こんな風に考えてしまうんです。
では、なぜそうなるのか?
それは、判断の軸が自分の外側、つまり相手がどう思うかにあるからです。
相手がどう思うかで、自分の行動を決めているんです。
だから、相手の機嫌やどう思われるかが気になって仕方ないし、自分がどうしたいのかが分からなくなってしまいます。
そして、他人軸で生きていると、こうなります。
いつも疲れている。自分の気持ちが分からない。人に振り回されている感覚がある。やってあげても満たされない。
これが、他人軸で生きる人の現実です。
自分軸とは?
では、自分軸とは何か?
自分軸とは、判断基準が「自分はどうしたいか」にある生き方です。
さっきと同じ場面で考えてみましょう。
美容院で髪型を決める時、「私、この髪型にしたい」と思ったら、周りの目を気にせず、自分の好きな髪型を選べる。
LINEの返信が来なくても、「そのうち答えがわかるやろ」と考え、必要以上に不安にならない。
買い物で服を選ぶ時、「この服着たい」と思ったら、気にするのは値段だけ、自分が着たいと思った服を買える。
自分軸で生きている人は、何かを決める時、自分の気持ちを基準にしています。
「自分はどうしたいのか?」「自分は何を大切にするのか?」「自分にとって、何が心地いいのか?」こんな風に考えるんです。
では、なぜこれができるのか?
それは、判断の軸が自分の内側、つまり自分の気持ちにあるからです。
相手がどう思うかではなく、自分がどう感じるかで行動を決めているんです。
だから、相手がどう思うかに振り回されることが減り、自分の気持ちがはっきり分かります。
そして、自分軸で生きていると、こうなります。心が軽い。自分の気持ちが分かる。人に振り回されない。やってあげたいと思った時にやるから、満たされる。
これが、自分軸で生きる人の現実です。
他人軸と自分軸の決定的な違い
ここまで聞いて、気づいたことはありませんか?
他人軸と自分軸の決定的な違い、それは「軸の位置」です。
他人軸は、軸が外側にあります。
相手がどう思うか、相手の評価、相手の機嫌。これが判断基準になっています。
自分軸は、軸が内側にあります。
自分の気持ち、自分の大切なもの、自分の心地よさ。これが判断基準になっています。
この違いが、すべての行動を、すべての感情を、そしてすべての人生を変えるんです。
例えば、同じ「断る」という行動でも、他人軸の人は、「嫌われたらどうしよう」と思いながら断るので、罪悪感でいっぱいになります。
だから、断った後もモヤモヤが残ります。
自分軸の人は、自分の意思を大切にした結果、断ることを決めているので、それで嫌われても仕方ないと思えます。だから、断った後もスッキリしているんです。
同じ行動なのに、軸の位置が違うだけで、こんなにも感じ方が変わるんです。
もう一つ、具体的な例を出すと、職場で、急に仕事を頼まれた時。
他人軸の人は、自分のことで手がいっぱいでも「断ったら悪いよなあ」「できひん人やと思われたら嫌やなあ」と考えて、無理をして引き受けてしまいます。
そして、後で、仕事が手に負えなくなり後悔します。
自分軸の人は、相手がどう思うかではなく、自分にできるかどうかを考えます。自分のことで手がいっぱいの時は、断ります。
この違い、分かりますか?
他人軸の人は、相手がどう思うかで決めているから、無理な仕事をすることになるんです。
自分軸の人は、自分の気持ちで決めているから、自分のペースで仕事ができるんです。
自分軸と他人軸のよくある誤解
ここで、自分軸と他人軸のよくある誤解について話しておきます。
まず自分軸でよくある誤解は、「自分軸はわがままになること」このように思う人、多いんです。
わがままと自分軸には明確な違いがあります。
わがままというのは、自分の都合だけを押し通すことです。
自分軸というのは、自分の気持ちを大切にしながら、相手の気持ちも尊重することです。
例えば、わがままな人は、「私はこうしたいから、あなたも合わせて」と言います。
自分軸の人は、「私はこうしたいけど、あなたはどう?」と聞きます。
この違い、分かりますか?
自分軸の人は、自分の気持ちを伝えた上で、相手の気持ちも尊重しているので、わがままではないんです。
もう一つ、他人軸でよくある誤解は、「他人軸は優しいこと」これも違います。
優しさというのは、相手を思いやる気持ちです。
他人軸というのは、嫌われたくないから相手に合わせます。これは本当の優しさではないんです。
例えば、優しい人は、相手が間違ったことをしている時、相手のことを思って、叱ります。
他人軸の人は、嫌われたくないから、間違ったことをしている人を叱れません。
自分軸の人の優しさは、相手のため。他人軸の人の優しさは、自分が嫌われないため。
この違いを理解することが、とても大切です。
あなたは他人軸?簡易診断
あなたが今、他人軸で生きているか、簡単にチェックしてみましょう。
今から言う3つの質問、「はい」の数を数えてください。
質問1:何かを決める時、「どう思われるか」が気になる
質問2:頼まれごとを断ると、罪悪感を感じる
質問3:自分がどうしたいか、分からなくなることがある
この3つのうち、2つ以上当てはまったら、あなたは他人軸で生きています。
でも、大丈夫です。他人軸から自分軸に変わることは、できます。ただ、ここで大切なことがあります。
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今日は、他人軸と自分軸の決定的な違いをお話ししました。
他人軸は、軸が外側にある。自分軸は、軸が内側にある。
この違いを、仕組みから理解することが、変化の第一歩です。
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変わるための第一歩は、自分を知ることです。