いい人をやめたい。でも、やめられない。相手に合わせてしまう。断れない。自分の気持ちを後回しにしてしまう。
「また我慢してしまった」と分かっているのに、やめられない。
そんな自分を変えたいと思っていませんか?
実は、いい人をやめるには、「やめよう」としてはいけないんです。「いい人をやめなきゃ」と思うほど、うまくいきません。矛盾しているように聞こえますが、今日は、その理由と、いい人をやめれば人生はうまくいく、というテーマでお話しします。
いい人をやめると何が変わるのか、そしてどうすればやめられるのか。最後までお付き合いください。
いい人をやめると何が変わるのか
まずはじめに、いい人をやめると3つの変化が起きて、人生がうまくいきます。
人間関係が変わる
まず1つ目は、人間関係が変わります。
いい人をやめると聞くと、「人が離れていくんじゃないか」と不安になるかもしれません。
正直に言います。離れていく人はいます。
でも、考えてみてください。
その人たちは、なぜあなたと一緒にいたのか。
「断らないから」「頼めばやってくれるから」「都合がいいから」
そういう理由で関わっていた人は、あなたが変わると離れていきます。
それって、失うものですか?
私は、そうは思いません。
いい人をやめると、関係が壊れるのではなく、関係が選別されるんです。
残る人は、あなたの「いい人」の部分ではなく、あなた自身を見ている人です。
そして不思議なことに、自分を大切にし始めると、同じように自分を大切にしている人と出会うようになります。
無理して気を遣わなくていい関係。素の自分でいられる関係。
そういうつながりが、自然と増えていきます。
自分の気持ちが分かる
2つ目は、自分の気持ちが分かるようになります。
いい人をやめられない人は、「自分が何をしたいか分からない」とよく言います。
「何が食べたい?」と聞かれても、「何でもいい」としか答えられない。
「どうしたい?」と聞かれても、答えが出てこない。
これは、長年「相手がどう思うか」を優先してきた結果です。
自分の気持ちを確認する前に、相手の気持ちを考える。これが習慣になると、自分の気持ちにアクセスする回路が弱くなっていくんです。
でも、いい人をやめて「私はどうしたい?」と自分に聞く習慣をつけると、この回路が少しずつ復活してきます。
最初は何も浮かばないかもしれません。
でも続けていくと、ふとした瞬間に「あ、私、これは嫌だったんだ」「私、本当はこうしたかったんだ」と、自分の気持ちが見えてくるようになります。
自分の気持ちが分かるようになると、人に流されなくなります。
「私はこう思う」「私はこうしたい」という軸ができるからです。
自分の人生を生きられる
3つ目は、自分の人生を生きられるようになります。
これが一番大きな変化です。
いい人で生きていると、気づかないうちに「誰かの正解」を生きるようになります。
進路を決めるとき、「自分がどうしたいか」ではなく「親が納得するかどうか」で決める。
仕事を選ぶとき、「やりたいかどうか」ではなく「周りにどう見られるか」で決める。
結婚や転職も、「自分の意志」ではなく「世間的にどうか」で決める。
振り返ったときに、「これは自分で選んだ」と言えるものが、どれだけありますか?
いい人をやめると、この感覚が変わります。
「私はこうしたい」が基準になるからです。
もちろん、すべてが思い通りになるわけではありません。
でも、自分で選んだ結果なら、失敗しても納得できるので、後悔が残りにくくなります。成功すれば、自分の意志で成功させたという自信になります。
「あのとき誰かに言われたから」ではなく、「あのとき自分で決めたから」と思える人生。
それが、自分の人生を生きるということです。
いい人をやめる方法
いい人をやめるには、「やめよう」と思わないことです。
「いい人をやめなきゃ」と思うほど、うまくいきません。
なぜなら、いい人をやめようとすると、「人を大切にしない人になる」と感じて、自分が酷い人間になってしまったように感じて、間違ったことをしているように思うからです。
別の記事でもお話ししましたが、いい人をやめられないのは、「相手がどう思うかで決める」ことが当たり前になっているからです。
これは育った環境で身についたもので、あなたの性格のせいではありません。リンクを貼っておきますので、いい人をやめられない理由を詳しく知りたい方はご覧ください。
では、どうすればいいのか。
「やめる」ではなく「順番を変える」と考えてください。
今まで、相手が1番、自分が2番だった。これを、自分が1番、相手が2番にする。それだけです。
相手を大切にすることをやめるわけじゃありません。
自分を先に大切にしてから、相手も大切にする。この順番に変えるだけです。
具体的には、何かを決めるとき、最初に「私はどうしたい?」と自分に聞く。相手のことを考えるのは、その後です。
たとえば、誘いを受けたとき。まず「私は行きたいかな」と自分に聞く。そのあとで「相手はどう思うかな」を考える。
この順番を意識するだけで、少しずつ変わっていきます。
申し訳なさとの向き合い方
ただ、順番を変えようとすると、必ず出てくるものがあります。それが申し訳なさです。
今まで「相手が1番、自分が2番」だったのを「自分が1番、相手が2番」にしようとすると、どうしても申し訳なさを感じます。
「断って悪かったかな」「わがままだったかな」「相手を傷つけたかな」と。
でも、この申し訳なさは、消そうとしなくていいです。
むしろ、申し訳なさを感じられるのは、あなたが思いやりのある人だという証拠です。
自己中な人は、申し訳なさなんて感じません。相手のことを考えられるからこそ、申し訳なさが湧いてくる。
だから、申し訳なさを感じている時点で、あなたは自己中ではありません。安心して、自分の気持ちを優先してください。
申し訳なさはあっていい。でも、それに従わなくていい。「申し訳なさはあるけど、私はこうしたかったんだ」と思えることが大事なんです。
いい人をやめるために、一番大事なこと
今日の内容をまとめますね。
いい人をやめると、3つの変化が起こります。
人間関係が選別される。自分の気持ちが分かるようになる。そして、自分の人生を生きられるようになる。
いい人をやめるには、「やめる」のではなく「順番を変える」。
相手が1番、自分が2番だったのを、自分が1番、相手が2番にする。
申し訳なさが出ても、自分を責めない。申し訳なさを感じるのは思いやりがある証拠。だから安心して、自分の気持ちを優先していい。
これが、いい人をやめるということです。
そしてそれは、自分を大切にするということでもあります。
あなたは、もう十分頑張ってきました。周りを優先して、自分を抑えて、傷つきながらも生きてきた。その優しさは、本物です。
でも、これからは、その優しさを少しだけ自分にも向けてあげてください。
あなたは、大切にされていい存在です。それを一番最初にやるのは、他の誰でもなく、あなた自身です。
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