「変わりたいのに変われない」を抜け出す3つのステップ|自分を大切にすることから始まる

今日は「変わりたいのに変われない」を抜け出す方法についてお話しします。

最初に一つ、意外な真実をお伝えします。

「変わりたいのに変われない」と悩んでいる人の多くは、すでに変わり始めています。

「えっ、全然、変われてないんだけど」と思ったかもしれませんが、でも、考えてみてください。

「変わりたい」と思えている時点で、もう変わり始めているんです。

本当に変わる気がない人は、「変わりたい」とすら思いません。

あなたは、今の自分に違和感を感じていたり、このままじゃダメだと思っていたり、何かを変えたいと思っていますよね?

ということはあなたは変わることができる人なんです。

目次

「変わりたいのに変われない」を抜け出す3つのステップ

では、なぜ変わりたいのに変われないのか。

それは、変わり方を間違えているからです。変わろうとすると苦しくなりませんか?辛い気持ちになるでしょ?

変わり方を間違えていると、変わろうとするたびに苦しくなって、変われないんです。

今日お伝えする方法を知ると、変わろうとするのが苦しくなくなります。

頑張らなくても、自然と変われる。という画期的な3ステップですので、是非最後までご覧ください。

【ステップ1】自己否定を土台にするのをやめる

最初のステップは、自己否定を土台にするのをやめることです。

「自分を変えたい」と思う時、頭の中はどうなってますか?

「自分はダメな人間だ」
「自分は情けない人間だ」
「どうしてこれくらいのことできないの」

こういう気持ちがありませんか?

これは自己否定です。自己否定を土台にしている限り、変われないんです。

なぜかというと、自己否定を土台にしていると、変わることが苦しくなるからです。

たとえば、断れない自分を変えたいとします。

「断れない自分はダメだ。だから断れるようになりたい」

こうやって自己否定を土台にして変わろうとすると、断れなかったとき、「やっぱり私はダメやわ」と自己否定が始まる。

断れたとしても、「断り方を間違えたんちゃうかな」と自己否定が始まる。

どっちに転んでも自分を責めるので、苦しくなるんです。

もう一つ例を出すと、人の目が気になる自分を変えたいという場合、「人の目を気にする自分は弱い。だから気にしないようになりたい」

こうやって自己否定を土台にして変わろうとすると、必ず自己否定に陥り、苦しくなって変われません。

そもそも人の目を全く気にしないなんて、常識のある人にはできないことなのに、人の目を気にするたびに、どうしても気にしてしまう自分はダメだと思い続けて苦しくなっていくんです。

自己否定を土台にしていると、苦しくなるので、変われないのは当然なんです。

まずは、自己否定を土台に変わろうとしてはいけない。これを覚えておいてください。

【ステップ2】自己肯定を土台にする

2つ目のステップは、自己肯定を土台にすることです。

ステップ1で、自己否定を土台にするのをやめる話をしました。

じゃあ、何を土台にすればいいのか。

自己肯定です。

「今のままでも大丈夫」という自己肯定を土台にして変わるんです。

「いやいや、大丈夫じゃないから変わりたいんや」と思いますよね?

分かります。でも、ちょっと考えてみてください。

変わらなきゃいけないと思いながらも、ここまで生きてこられましたよね。

変われないことで辛いことがあったかもしれません。悔しい思いもしたかもしれません。自分を責めた夜もあったかもしれません。

でも、あなたは今、ここにいる。これまで生きてきた。それが事実です。

つまり、変わらなくても、生きていけるんです。

「変われない自分はダメだ」は事実じゃありません。「変われない自分でも生きてこられた」が事実です。

変われない自分を否定しなくても、大丈夫なんです。変われなくても生きていける事実をまずは認めてください。

そして、自己肯定を土台にする考え方はこのようにしてください。

「今のままでも大丈夫。でも、変われたらもっとよくなるかもしれない」このくらいの気持ちでいいんです。

「自分はダメだ。だから変わらなきゃ」だと、自己否定が土台になり、自分を否定しているから苦しくなるんです。

反対に、「今のままでも大丈夫。でも、変われたらもっとよくなるかもしれない」は、今のままでも大丈夫という自己肯定が土台になっているので、自分を責めないし、少し変わっただけで喜べて楽しいし、最悪変われなくてもいいと思えるので、気楽に向き合えるんです。

同じ「変わりたい」でも、土台が違うだけで、苦しくなるか、楽しくなるか、が全然違います。

自己肯定を土台にすると、変わっても変わらなくても自分を責めない。これが、自己肯定を土台にして変わるということです。

【ステップ3】完璧を目指さない

3つ目のステップは、完璧を目指さないことです。

自己否定を土台にしている人は、完璧を目指します。

「断れる自分になる」と決めたら、全部断れないとダメだと思う。一回でも断れなかったら「やっぱり私はダメだ」と自己否定する。

これだと、変わろうとするたびに苦しくなります。

自己肯定を土台にしている人は、完璧を目指しません。

最初からうまくできるはずがないという前提で変わろうとします。

だから、小さな変化を肯定できる。

「今日は断れなかったけど、断りたいと思えた。それだけでも進歩だ」こうやって、小さなできたを肯定していくんです。

私がYouTubeを続けてこられたのも、これでした。

前回の動画でも話しましたが、私は最初、YouTubeなんて自分には絶対無理だと思っていました。

話すのが苦手、人前に出るのが苦手なので、避けていたんです。もう今はありませんが、最初の頃の動画は本当にひどい出来でした。

でも、私は最初から完璧を目指さなかったんです。

「拒絶していた自分がYouTubeを始めた。それだけですごい」「棒読みが少しだけマシになった」

そうやって小さなできたを肯定し続けました。

他の人と比べたら、私は全然ダメでした。見るに堪えないくらいの出来だったんです。でも、過去の自分と比べたら、確実に成長していました。

行動し続ける限り、必ずうまくなります。成長のスピードが遅くても、やり続ければうまくなります。

だから、過去の自分と比べれば、必ず肯定できる部分があるんです。

肯定できるから、続けられるんです。続けられるから、変われるんです。

完璧を目指さなければ人は変われます。

まとめ

ここまで3つのステップをお話ししてきました。

ステップ1は、自己否定を土台にするのをやめる。

「自分はダメだから変わらなきゃ」という気持ちで変わろうとすると、苦しくなって変われない。

ステップ2は、自己肯定を土台にする。

「今のままでも大丈夫。でも変われたらもっとよくなるかもしれない」という気持ちで変わる。

ステップ3は、完璧を目指さない。

他の人と比べるんじゃなくて、過去の自分と比べる。小さなできたを肯定する。

この3つのステップで、変わることが苦しくなくなります。

苦しくないから、続けられる。続けられるから、変われる。

変化は、自己否定からではなく、自己肯定から始まります。

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