今日は、娘さんの進路について悩むお母さんからのご相談をご紹介します。
「娘に合った道を選ばせてあげたい」——その一心で相談してくださいました。
─ ご相談内容 ─
仮名:由香さん
年齢:52歳
性別:女性
由香さん(仮名)、52歳。19歳になる娘さんの進路についてご相談いただきました。
娘さんはデザインやものづくりの仕事に就きたいという夢があります。高校卒業後に就職活動をしてみたものの、専門職ということもあり、技術や知識がなければ正社員としての就職は難しいと感じたそうです。
そこで専門学校への進学を考えるようになりました。候補はデザイン系・美術系の専門学校3校と、デザイン事務所でのアルバイトという選択肢。
「娘に合った進路を知りたい。専門学校に行くべきか、働きながら学ぶべきか。進学するなら3校のうちどこが娘に合っているのか」——それが、由香さんのご相談でした。
─ 鑑定結果 ─
由香さん、ご相談ありがとうございます。
娘さんの将来を真剣に考えてくださっているお気持ち、伝わってきました。
今回は由香さんと娘さん、両方の写真を拝見しました。まず娘さんの写真から感じたことをお伝えし、その性質をもとに進路についての見解をお伝えしたいと思います。
■ 写真から感じた、娘さんの性質
娘さんの写真から感じたのは——感性が豊かで、細部へのこだわりがある方だということでした。
「なんとなく好き」ではなく、「なぜ好きなのか」を自分の中でちゃんと持っている。好みがはっきりしていて、自分の感覚を大切にするタイプです。
こういう方はデザインやものづくりの分野で、独自の視点を持てる強みがあります。
「みんながいいと言うから」ではなく、「自分がいいと思うから」という軸で動ける。それはクリエイティブな仕事において、とても大切な資質です。
また、人間関係においては、広く浅くより狭く深くを好む傾向があります。最初は打ち解けるまで時間がかかるかもしれませんが、一度仲良くなると長く続く関係を築ける方です。
もう少し深掘りさせてください。
写真から感じたのは、娘さんは「自分の中に基準を持っている」方だということです。
流行に流されるのではなく、自分が「いい」と思うものに正直でいたい。周りに合わせることより、自分の感覚を大切にしたい。そういう芯の強さがあります。
この性質は、クリエイティブな仕事をする上でとても大切な武器になります。感性が合う人たちの中に入ったとき、「この子は面白い」と一目置かれる存在になれます。
だからこそ、娘さんの感性に合った環境を選ぶことが大切です。
■ 専門学校かアルバイトか
まず「専門学校とデザイン事務所でのアルバイト、どちらが良いか」についてお答えします。
専門学校に進学することをお勧めします。
デザインの仕事は、センスだけでなく技術の裏付けが必要です。娘さんのように「なぜそうなのか」を深く理解したいタイプの方は、現場の仕事をこなしながら断片的に学ぶより、体系的に知識と技術を積み上げていく方が力がつきやすいです。
しっかり学んでからデザインの道に進む方が、娘さんの可能性は広がると感じています。
就職活動でうまくいかなかった経験は、「技術を学んでからもう一度挑戦しよう」という方向を見つけるための必要なプロセスだったと思います。
今は焦らず、しっかり学ぶことに集中してください。その時間が、必ず娘さんの力になります。
■ 専門学校で学ぶことの意味
デザインには歴史があり、理論があります。
「なぜこのフォントがこの場面に合うのか」「なぜこの配色が美しく見えるのか」——そういう根拠を理解した上でデザインできる人と、感覚だけで作る人では、長い目で見て大きな差が出てきます。
娘さんの感性は本物です。その感性に、知識と技術という土台が加わったとき、娘さんは本当の意味でデザイナーとしての力を発揮できるようになります。
デザインの世界は、技術だけでも感性だけでも成立しません。両方が揃ったとき、初めて人の心を動かす仕事ができるようになります。
娘さんはすでに感性という大切な土台を持っています。あとは技術を積み重ねるだけです。
また、専門学校では同じ志を持つ仲間との出会いがあります。
娘さんの「狭く深い関係を好む」という性質を考えると、学生時代に築いた数少ない深い関係が、卒業後の仕事にも大きく影響してくることがあります。
■ どの専門学校が娘さんに合っているか
「3校のうちどこが娘さんに合っているか」についてお伝えします。
先にお伝えしておきたいのは、「どの学校を選んでもハズレはない」ということです。3校とも娘さんが自分で選んだ学校ですので、基本的に方向性は合っています。
ただ、写真から感じた娘さんの性質と照らし合わせると、より相性が良い学校とそうでない学校があります。
娘さんは感性が豊かで、美しいものや洗練されたものに自然と引き寄せられる方です。「なんとなくオシャレ」ではなく「品のある洗練さ」を好む傾向があります。
そういう感性の方は、同じような感性を持った人たちが集まる環境に入ることで、刺激を受けながら自分の感性をさらに磨いていけます。
この観点から3校を見ると——
最も相性が良いのはAデザイン専門学校です。この学校には、娘さんと似た感性を持つ学生が集まりやすい環境があると感じました。
「上品な洗練さ」を好む人たちが多く、切磋琢磨しながら技術を磨ける環境です。娘さんが深く長く付き合える仲間に出会える可能性も高いと思います。
次に相性が良いのはC美術専門学校です。こちらも娘さんに近い感性の方が集まりやすい学校です。Aデザイン専門学校が難しい場合は、こちらを選ぶと良いと思います。
Bデザイナー専門学校については、上位2校と比べると感性の方向性が少し違うと感じました。決して悪い学校ではありませんが、上位2校が選べるなら、そちらを優先した方が良いと思います。
優先順位をまとめると——
1位:Aデザイン専門学校
2位:C美術専門学校
3位:Bデザイナー専門学校
■ 学校選びで迷ったときのヒント
説明会や見学に行ったとき、「なんとなく居心地がいい」と感じる場所があります。
その感覚を大切にしてください。
娘さんのように感性が鋭い方は、自分に合う環境と合わない環境を、言葉にできなくても体で感じ取ることができます。
「なんか違うな」と感じた場所は、たとえ条件が良くても無理に選ぶ必要はありません。
逆に「ここがいい」と自然に思えた場所があれば、鑑定結果と多少順位が違っていても、その直感を優先してください。
また、由香さんが娘さんの「なんとなくいい感じがする」という言葉を一緒に聞いてあげること、説明会に付き合ってあげることが、娘さんの決断を支える大きな力になります。
親が「あなたの感覚を信じているよ」という姿勢でいてくれることは、娘さんにとって何より心強いはずです。
■ 娘さんの感性について、もう一つ
写真から感じたのは、娘さんは「人の気持ちを察することができる」方だということでした。
デザインとは、最終的には「見る人の気持ちを動かすこと」です。
技術を学びながら、娘さんのこの性質が加わることで、「見た人が思わず手に取りたくなる」「見ているだけで気持ちが上がる」——そういうデザインができる人になっていけると思います。
娘さんの性質は、デザイナーとして本当に大切なものを持っています。専門学校でしっかり技術を身につけた先に、娘さんらしい世界が広がっていくはずです。
焦らず、自分のペースで進んでいってください。
■ 由香さんへ
お母さんが娘さんのために相談してくださったこと、それ自体が娘さんへの大きなメッセージです。
「あなたのことを真剣に考えている」という気持ちは、言葉にしなくても娘さんに伝わっています。
これからの選択の中で迷うことがあれば、また相談してください。娘さんの夢が叶いますように。
そして由香さんも、娘さんの歩みを楽しみながら見守っていてください。
─ ご感想 ─
鑑定結果を読んで、まず「娘のことをここまで見てもらえるんだ」と思いました。
専門学校かアルバイトか、ずっと迷っていたんです。
娘自身も「やっぱり学校かな」とは言っていたのですが、親の私がそれを後押しできなくて。「体系的に学んでからの方が可能性が広がる」とはっきり言ってもらえて、背中を押してもらえた気がしました。
学校の相性についても、娘の性質から説明してもらえたので、「なぜこの学校なのか」が腑に落ちました。ただ順位をつけてもらうより、ずっと納得感がありました。
娘に話したら、「Aデザイン専門学校、気になってたんだよね」と言っていて。感性が合う人が集まりやすいと聞いて、説明会に行ってみようという気になってくれました。
写真を見ただけで、娘の性質をここまで言い当ててもらえるとは思っていませんでした。「感性が本物」「人の気持ちを察せる」——私が言えなかった言葉を代わりに言ってもらえた気がしました。
子どもの進路で迷っている方、一人で抱え込まずに相談してみてほしいです。親では気づけないことが、写真から見えることがあるんだと実感しました。
─ ご案内 ─
お子さんの進路のこと、どう判断すればいいかわからない方は、一度ご相談ください。
写真から、お子さんの性質と、その性質に合った方向性をお伝えします。

