仕事が決まらなくて焦っているあなたへ|前の職場に戻るか迷ったとき

仕事のことで「あの選択は正しかったのかな」と、ふと振り返ることってありますよね。特に、新しい職場がうまくいかなかったとき、前の場所が急に輝いて見えることがあります。

今日は、そんな気持ちの揺れの中にいた和美さん(仮名)のお話をご紹介します。

─ ご相談内容 ─
仮名:和美さん
年齢:50歳
性別:女性


和美さんは50歳。地域の小さな花屋でパートとして6年ほど働いていました。



体を動かしながら、お客さんと近い距離で接する仕事が肌に合っていて、体調を崩して一度退職するまでは、やりがいを持って続けることができていました。



体調が回復してから再就職先として選んだのが、保育園の給食補助の仕事でした。子どもたちのために食事を作る、という仕事に興味があったのです。



ところが、園長の方針が厳しく、スタッフへの当たりが強い職場で、毎日気を張りながら働くことになってしまいました。結局7ヶ月ほどで退職。



その後、なかなか次の仕事が決まらない中で、「花屋に戻れるなら戻りたい」という気持ちが出てきました。



でも、体調不良で辞めた手前、出戻りへの罪悪感や、当時うまくいっていなかったスタッフとの関係への不安もあって、どうすればいいかわからなくなっていました。

─ 鑑定結果 ─


和美さん、写真を拝見して、私が感じたのは「この人は、温かい場所にいるときと、そうでない場所にいるときで、まるで別人のように変わる人だ」ということでした。



写真の表情に、穏やかさの中に緊張が混じっていました。本来はとても穏やかで、周囲への気配りが自然にできる方なのに、どこかずっと気を張り続けているような、そんな印象を受けました。



おそらく、保育園での日々がそうだったのではないかと思います。毎日「次は何を言われるだろう」と身構えながら働くのは、じわじわと体と心を削っていきます。それが7ヶ月続いたのですから、退職は当然の選択だったと思います。



まず最初にお伝えしたいのは、「花屋を辞めたこと自体は、間違いではなかった」ということです。



体調を崩したのは、弱さではありません。それだけ仕事に真剣に向き合い続けた結果です。無理をせず休んで、体を整えてから動き出した判断は正しかった。そこは自信を持っていいと思います。



そのうえで、結論をお伝えします。



花屋に戻ることは、おすすめしません。



なぜそう思うのか、くわしく説明させてください。




■ 出戻りが和美さんを追い詰める理由

和美さんの写真から感じたのは、「人からどう見られているか」をとても気にする方だということです。



悪い意味ではありませんそれだけ誠実で、真面目に物事に向き合える方だということでもあります。ただ、その誠実さが、出戻りという状況では裏目に出る可能性があります。



誰かに何かを言われなくても、「体調不良で辞めたくせに戻ってきた」と、自分で自分を責め続けてしまいやすいのです。



毎朝出勤するたびに、小さな罪悪感を感じながら働く。それがじわじわと積み重なっていくと、またいつか体や心に出てきてしまいます。



こういう方は、職場の空気を敏感に感じ取ります。誰かがため息をついた、視線が冷たかった、そんな小さなことが気になり始めると、頭から離れなくなってしまう。



「やっぱり来なければよかった」と思い始めたとき、その職場で踏ん張り続けるのはとても苦しいことです。



また、当時うまくいっていなかったスタッフとの関係も、出戻りという立場ではさらに気を遣うことになります。今の和美さんにとって、それは余計な重荷です。



だから私は、前の花屋ではなく、新しい場所を探してほしいと思っています。




■ 和美さんが力を発揮できる環境

花屋での6年間と、保育園での7ヶ月。この二つを比べると、和美さんにとって何が大切かがよく見えてきます。



花屋では、お客さんとやりとりする中で「素敵ですね」「ありがとう」という言葉が自然に生まれていたはずです。



そういった言葉が、和美さんにとっての「働く手応え」になっていたのだと思います。



一方、保育園では、その手応えを感じる余裕もないまま、緊張の中で毎日をこなすことになってしまいました。



写真から感じたのは、和美さんは「誰かに必要とされている」と実感できる環境のとき、ぐんと力が出る方だということです。



感謝の言葉や、頼られる場面が、和美さんのエネルギーになる。



逆に、ただこなすだけの仕事や、雰囲気がギスギスした職場では、どんどん消耗してしまいます。



これは弱さではなく、和美さんの性質です。



「感謝されないと頑張れない」のではなく、「感謝される環境でこそ、持っている力が最大限に出る」ということです。



その性質に合った場所を選ぶことが、長く働き続けるための一番大切なことだと思います。



和美さんに合う環境の特徴はこうです。

  • 人との距離が近く、顔が見える規模の職場
  • 自分の仕事が誰かの役に立っていると実感しやすい
  • 上下関係がシンプルで、風通しがいい
  • 自分のペースで丁寧に仕事を進められる

具体的にどんな職場が向いているか、いくつかご紹介しますね。




● 別の花屋や園芸店

花に関わる仕事が好きという気持ちは、大切にしてほしいです。元の職場ではなく、別の花屋や園芸店を探してみることをおすすめします。



これまでの経験がそのまま活きるので、新しい職場でも「ここでやっていける」という感覚をつかみやすいと思います。



小さな個人店であれば、少人数で顔が見える環境の中で、和美さんの丁寧さや気配りが自然に評価されていきます。



花屋の仕事には、季節ごとに変わる花の種類、お客さんの記念日や贈り物への思い、アレンジの工夫など、飽きない要素がたくさんあります。



同じ花屋でも、オーナーの考え方や店の雰囲気によって、働き心地はまったく変わります。

● 図書館や公民館などの地域施設のスタッフ

来館者と穏やかに関わりながら、コツコツと仕事を進める環境です。



丁寧さや落ち着きが求められる場所で、「ありがとうございます」「また来ますね」というやりとりが自然に生まれます。



公共施設は労務管理がしっかりしていることが多く、保育園で経験したような理不尽が起きにくい環境でもあります。



毎日同じ顔ぶれの利用者さんと顔なじみになっていく中で、「あの人が来てくれると安心する」という存在になっていける仕事です。

● 福祉用具や生活雑貨を扱う小さな専門店のスタッフ

高齢者や体の不自由な方のための商品を扱うお店では、お客さんとじっくり話しながら一緒に選ぶ接客が求められます。



「こんなものを探していた」「ありがとう、助かった」という言葉が直接返ってくる仕事です。



和美さんの、相手の気持ちをくみ取りながら丁寧に対応できる特性が、そのまま強みになります。



マニュアル通りにさばく接客より、一人ひとりに寄り添う接客が喜ばれる職場なので、和美さんの自然な気配りがそのまま武器になります。



● 地域の子育て支援センターや学童の補助スタッフ

子どもや保護者と近い距離で関わりながら、サポート役として動く仕事です。



保育園のように上からの圧力があるわけではなく、チームで和やかに動く職場が多いです。



補助スタッフとしての立場なので、責任の重さと自分のペースのバランスが取りやすいのもポイントです。



子どもたちの反応は正直で、懐いてくれたとき、「先生来た!」と駆け寄ってきてくれたときの喜びはとても大きいものがあります。



保護者からも「いつもありがとうございます」という言葉が自然に生まれる職場です。




■ 次の職場を選ぶときのポイント

面接のとき、「スタッフの方は長く働いている方が多いですか?」と聞いてみてください。定着率が高い職場は、それだけ働きやすい環境である可能性が高いです。



また、「困ったことがあれば相談しやすい雰囲気ですか?」という一言も、ぜひ聞いてみてください。この質問への答え方で、職場の風通しがある程度わかります。



保育園での経験を通じて、職場の雰囲気がいかに大切かを身をもって知った和美さんだからこそ、次は最初の段階でしっかり確認してほしいと思います。




■ 最後に

空白期間が続くと、焦る気持ちが出てくるのは自然なことです。



「早く決めなければ」と思うほど、判断が狂いやすくなります。前の職場が急に良く見えてくるのも、その焦りから来ていることが多いです。



でも、花屋で6年間きちんと続けられた。それは、合う環境に出会えたとき、和美さんはちゃんと力を発揮して、長く働ける人だということの証明です。



その実績は、誰にも消せない和美さんの強みです。その力は今も変わっていません。今まで積み上げてきた経験も、人と丁寧に関わってきた時間も、全部次の場所で活きてきます。



焦って前の場所に戻るより、自分が「ここなら気持ちよく働ける」と思える新しい場所を、もう少し時間をかけて探してみてください。



和美さんに合う場所は、きっとあります。応援しています。

─ ご感想 ─


鑑定結果を読んで、最初に感じたのは「そうか、そういうことだったのか」という、ストンと腑に落ちる感覚でした。



ずっと「戻るべきか、戻らないべきか」と頭の中でぐるぐる考え続けていたのですが、鑑定を読んで気づきました。


「戻りたい」という気持ちの正体は、仕事が恋しかったのではなく、早く安定したいという焦りだったんだと。



そのことに自分では全く気づけていなかったので、読んでいてはっとしました。焦りに気づかないまま、焦りのまま動こうとしていたんだなと。



出戻りへの罪悪感がずっと頭から離れなかったのも、「人からどう思われているか、気にしすぎてしまう」という自分の性質から来ていると教えてもらって、「そういうことか」と思いました。



誰かに責められているわけでもないのに、自分で自分を責め続けていたんですね。それがわかっただけで、なんだか肩の力が抜けた気がしました。



鑑定の中で「新しい場所でこそ力が出る」と言ってもらえたことが、一番心に残っています。



前の職場に戻ることだけを考えていたけれど、別の花屋や、自分に合いそうな職場を探してみようという気持ちに、切り替えようと思います。



ずっと重たかった気持ちが、相談してから軽くなりました。一人で抱え込まずに相談してよかったです。

─ ご案内 ─


写真から、その人の性質や、どんな環境で力を発揮できるかをお伝えしています。「今の仕事が合っているのか不安」「転職しようか迷っている」ということはありませんか?



どんな些細なお悩みでも、文章がまとまっていなくても大丈夫です。お気軽にご相談ください。

写心鑑定は、写真からあなた自身も気づいていない本質と問題の核心を読み解く。霊視でも占いでもない、世界でTakaだけが持つ唯一無二の鑑定メソッドです。

写心鑑定とは?詳しくはこちら

目次