他人軸で生きている人の多くは、自分が他人軸だと気づいていません。
例えば、
「自分の意見は言えている」
「ちゃんと断ることができる」
「人に合わせてばかりじゃない」
そう思っていても、実は他人軸で生きている、ということが本当によくあります。
なぜなら、本当の他人軸は、「行動」ではなく「思考」の中に隠れているからです。
『私はどうなんだろう?』と思った方、安心してください。
これから言う5つの質問に答えれば、あなたが本当に他人軸なのか、それとも自分軸なのかが、1分ではっきり分かります。
では、早速始めましょう。
他人軸診断
それでは、これから5つの質問をします。
はいの数を数えてください。
深く考えなくて大丈夫です。「あ、これ私かも」と思ったら、それでOKです。
1. 何かを決めるとき、「どう思われるか」が気になる
2. 自分の気持ちより周りを優先してばかりいる
3. 本音を言えず、いつも合わせてしまう。
4. 自分がどうしたいか分からなくなることが多い。
5. 「いい人でいなきゃ」というプレッシャーも感じている。
以上で質問は終わりです。いくつ当てはまりましたか?
他人軸診断結果
では、診断結果を発表します。
はいの数が0〜1個
自分軸タイプ
あなたは、自分軸で生きられています。
「どう思われるか」よりも、「自分はどうしたいか」を軸に生きているのではないでしょうか。
人に合わせることもあるけど、それは「我慢」ではなく「選択」。
だから、人に振り回されることが少なく、心が安定しているはずです。他人軸ではありません。
はいの数が2〜3個
中間タイプ
はいの数が2個、または3個だった人は、場面によって他人軸と自分軸を行き来しています。
「中間タイプ」と聞くと、「まだ大丈夫かな」と思うかもしれませんが、
実は、これも他人軸なんです。
意外だと思いませんか?
実は、このタイプの人は、自分が他人軸であることに気づいていないことが多いんです。
例えば、自分の気持ちを正直に話せるから自分軸だと思うかもしれませんが、後から「あんなこと言わなきゃよかった」と後悔するなら、それは他人軸です。
自分の都合を優先して誘いを断れるから自分軸だと思うかもしれませんが、「付き合いが悪い」と言われて傷つくなら、それは他人軸です。
なぜなら、本当の自分軸は、自分の気持ちを話した後に後悔しないし、付き合いが悪いと言われても、傷つかないからです。
つまり、自分軸とは、主張ができているかどうかではなく、あなたがどう感じたかが、分かれ目になっているということなんです。
そんなあなたは、「どんな時に他人軸になってしまうか」を知っておくことが大切です。
そのパターンが分かれば、自分軸で生きる時間を増やしていけます。
はいの数が4〜5個
他人軸タイプ
はいの数が4個、または5個だった人は、他人軸で生きている可能性が高いです。
こんなことないですか?
頼まれると断れなくて、自分の予定を後回しにしてしまう。我慢することが多く、モヤモヤして気分が優れないことが多いのではないでしょうか。
はいの数が4〜5個当てはまる方は、もしかして私は他人軸なのかも…と気づいている人も多いです。気づいていても、これは、性格だからしかたないよね。と半ば諦めかけている方もいます。
しかし、他人軸は、生まれつきの性格ではありません。
他人軸は「思考の習慣」で作られたものです。だから、変えることができます。
自分が他人軸の可能性があると思った方は、ぜひ、この続きをご覧ください。
次は、なぜ他人軸になってしまうのか、その仕組みと、どうすれば自分軸になれるのかを解説していきます。
他人軸になる仕組み解説
なぜ他人軸になるのか?他人軸になる理由は、シンプルです。
それは、「嫌われることが怖い」からです。
「本音を言ったら、嫌われるかもしれない」
「断ったら、関係が壊れるかもしれない」
そんな不安があるから、自分の気持ちを抑えて、相手に合わせてしまうんです。
でも、なぜ「嫌われること」がそんなに怖くなってしまったのでしょうか?
それは、過去に、「ありのままの自分を否定された経験」があるからです。
いろいろな場面があるので、これはほんの一例ですが、
- 親に「わがまま言わないの」と言われた。
- 友達に「空気読めないね」と言われた。
- 先輩に「もっと周りを見なさい」と言われた。
こういう経験を繰り返すと、「ありのままの私じゃダメなんだ」「人に合わせないと、受け入れてもらえないんだ」と思い込んでしまいます。
その結果、「どう思われるか」を基準に生きるようになるんです。
これが、他人軸になる仕組みです。
他人軸だとどうなるのか?
他人軸で生きていると、どうなるかというと、一見、周りとうまくやれているように見えます。「いい人」と思われて、頼られることも多いです。
でも、心の中では、こんなことが起きています。
1. 自分が分からなくなる
「私、本当は何がしたいんだろう」
「私、何が好きだったっけ」
自分の気持ちを押し殺し続けると、自分が何者なのか、分からなくなります。
2. いつも疲れている
人に合わせ続けるのは、とてもエネルギーを使います。
だから、他人軸の人は、いつも疲れています。
「なんか疲れた…」
「一人になりたい…」
そんなふうに感じることが多いはずです。
3. 満たされない
どれだけ人に合わせても、どれだけ「いい人」を演じても、心は満たされません。
なぜなら、本当の自分を出していないからです。
いい人を演じて好かれたとしても、それは本当の自分ではなく、偽りの自分が好かれただけです。
「本当の自分」を愛されない限り、人は「愛されていない」と感じてしまうんです。
どうすれば自分軸になれるのか
では、どうすれば自分軸になれるのか。
答えは、シンプルです。
「自分はどうしたいか」を基準に生きる
ただ、それだけです。
でも、これが難しいんですよね。
なぜなら、長年他人軸で生きてきた人は、「自分がどうしたいか」が分からなくなっているからです。
だから、まずは、1日1回、自分に問いかけることから始めてください。
「私はどうしたい?」
「私は何を感じてる?」
小さなことでいいんです。
「今日のランチ、何が食べたい?」
「次の休みは何がしたい?」
「この人と話したい?話したくない?」
こうやって、自分に問いかける習慣をつけると、少しずつ、自分の気持ちが見えてきます。
そして、その気持ちを大切にする。それが、自分軸への第一歩です。
では、今日のポイントを3つにまとめます。
1.他人軸は、行動ではなく思考の中に隠れている
「断ることができている」「意見を言えている」と思っていても、「どう思われるか」を基準にしていれば、それは他人軸です。
2.他人軸の正体は、嫌われることへの恐怖
過去に否定された経験が他人軸の原因です。
3.自分軸への第一歩は、「私はどうしたい?」と問いかけること
1日1回でいいです。その習慣が、あなたを自分軸へと導きます。
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