自分軸になれない人がやってしまう3つの間違い|頑張るほど他人軸になる仕組み

「自分軸になりたいのに、全然変われない…」と感じている人は、最後まで見てください。

今日は、「自分軸になりたいのに変われない人」に向けて、とても大切なお話をします。

目次

自分軸になる方法の間違い

「自分軸で生きたい」と思って、断る練習をしたり、自分を優先しようとしたり、自己主張しようと頑張ってるのに、なぜか報われない。

むしろ、頑張れば頑張るほど、罪悪感が増えたり、人間関係がギクシャクしたり、自分を見失ったりする。

それは当然なんです。多くの人が「自分軸になる方法」を間違えているからです。

その間違いは3つあって、これを知らないと、どれだけ頑張っても他人軸のままなんです。

しかも、この3つの間違いは、多くの講師やカウンセラーが推奨しているんです。

「断れるようになろう」「自分を優先しよう」「自己主張しよう」

一見正しそうに見えますよね。

でも、やり方を間違えると、全部逆効果になるんです。

今日は、その3つの間違いと、本当の自分軸の仕組みをお伝えします。

最後まで見ていただくと、「あ、だから変われなかったんだ」と腑に落ちると思います。

多くの人がやってしまう自分軸になるための3つの間違い

自分軸になれない本当の理由、それは3つの間違いをしているからです。 

間違い① 断る練習をする

まず1つ目の間違いは、「断る練習をする」です。

自分軸になろうと思って、無理に断る練習をする人がいます。

でも、断ったあとに「あの人、どう思ったやろう」「嫌われたんちゃうかな」とずっと気にしてしまう。

そして、断ったことを後悔したり、罪悪感を感じたりする。

これだと、いくら断れるようになったとしても、実は他人軸のままなんです。

なぜかというと、他人軸の人は相手がどう思うかを気にしながら断りますが、自分軸の人は「自分がどうしたいか」で断るからです。

同じ「断る」という行動でも、軸が全く違うんです。

例えば、友達から「今度の週末、遊びに行かへん?」と誘われたとしましょう。

他人軸の人は、「断ったら嫌われるんちゃうかな」「でも行きたくないしなあ…」と悩んで、「ごめん、その日は用事があるねん…」と断ります。

でも、断ったあとに「あの人、怒ってんちゃうかな」「嫌われたんちゃうかな」とずっと気になる。

これは、断ってはいるけど、相手の反応を基準に生きてるので、他人軸なんです。

一方、自分軸の人は、「その日は家でゴロゴロしたいから断ろう」と自分の気持ちで決めます。

自分軸の人は、自分の気持ちを大切にすることが一番正しい選択だと思っているので、断ったけどこれでいいと思えるんです。

つまり、「断る練習をする」ことは間違いで、「私はどうしたいかを基準にする」ことが正解なんです。

相手の反応を気にしながら断っても、それは自分軸にはなりません。

間違い② 「自分を優先する」を目標にする

2つ目の間違いは、「自分を優先する」を目標にすることです。

「もっと自分を優先しよう!」と決めて、我慢するのをやめようとします。

すると自己中で自分勝手な人間という罪悪感が湧いてきて、自分が間違っている気がして元に戻ります。

例え自分軸の人でも、自分を優先することを目標にすると、この違和感が起きるので、当然のことなんです。

なぜこうなるかというと、「自分を優先する」という目標が間違っているからです。

実は、自分軸の人は、「相手を優先する」か「自分を優先する」かで決めてるわけじゃないんです。

「自分がどうしたいか」で決めてるんです。

例えば、困っている同僚を目の当たりにしたとき、

自分軸の人は、助けたいと思ったら助けます。助けたくなければ助けません。

一方、他人軸の人は、冷たい人だと思われたくないから助けます。助けたくなくても助けます。

自分軸の人は自分の気持ちで決め、他人軸の人は相手がどう思うかで決めています。

どちらも同じ「助ける」という行動ですが、軸が全く違うんです。

つまり、自分軸とは「自分を優先する」ことではありません。

これが2つ目の間違いです。

自分軸とは「自分で決める」ことなんです。

間違い③ 自己主張すればいいと考える

3つ目の間違いは、「自己主張すればいいと考える」です。

「自分軸になるには強くならなきゃ」と思って、とにかく自分の意見を言おうと、自己主張する人がいます。

確かに、自分軸になるために自己主張することは大切なことです。

でも、なんでもかんでも自己主張すればいいと短絡的に考えると、失敗します。

なぜかというと、主張の仕方次第では、自分勝手な人だと思われて嫌われる原因になるからです。

例えば、仕事のやり方について意見するとしましょう。

「もっと自己主張しなきゃ」と思って、自分のやりやすさだけを考えて意見すると、周りから「わがまま」「自分勝手」と思われて、嫌われる原因になります。

でも、「このやり方だと会社によくない」「同僚が困る」と、誰かのためを思って意見するなら、周りからは「強くて信頼できる人」と一目置かれるようになります。

同じ「自己主張」でも、自分のためか、周りのためかで、受け取られ方が全く違うんです。

自分のための主張も、周りのための主張も、どちらも大切です。

ただ、自分の都合だけを考えた主張ばかりを繰り返すと、自分勝手だと思われるので、そこは注意してくださいね。

本当の自分軸とは

それでは、今日の内容をまとめます。

自分軸から他人軸に変われない人の3つの間違いは、

1つ目、断る練習をする。「断る練習」は間違いで、「私はどうしたいかを基準にする」が正解。

2つ目、自分を優先することを目標にする。「自分優先」は間違いで、「自分で決める」が正解。

3つ目、自己主張すればいいと考える。自分の都合だけで主張すると嫌われるので、自分のためか周りのためか考えて主張することが大切。

この3つでした。

多くの講師やカウンセラーが「断れるようになろう」「自分を優先しよう」「自己主張しよう」と教えています。

これ自体は間違っていません。

でも、やり方を間違えると、全部逆効果になるんです。

本当の自分軸とは、「相手がどう思うか」ではなく「自分はどうしたいか」を基準に生きることです。

断るのも、やってあげるのも、自分で決める。主張するのも、しないのも、自分で決める。その選択が、自分の意思からきているかどうか。

それが自分軸です。

もしあなたが「自分軸になれない」と感じているなら、まずは自分が今どれくらい他人軸なのかを知ることから始めてください。

他人軸→自分軸の診断シートを用意しています。

18項目をチェックするだけで診断できて、あなたのタイプに合った「自分軸に変わる考え方」も分かります。ぜひ受け取ってくださいね。

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