優しくしているのに、なぜか嫌われる。
実はこれ、あなたの優しさが間違っているわけじゃありません。
優しさの向きを少し変えるだけでいいんです。
このまま放っておくと、人が変わっても、場所が変わっても、同じことが繰り返されます。
今日は、
・間違った優しさと正しい優しさの違い
・なぜ優しい人ほど距離を置かれるのか
・優しさの向きをどう変えればいいのか
この3つを話します。
間違った優しさとは
まず、間違った優しさについてお話しします。
間違った優しさとは何か。
それは、相手にばかり向けている優しさです。
嫌われたくないから、相手に合わせる。
空気を壊したくないから、自分の意見を言わない。
波風を立てたくないから、黙っておく。
相手が不機嫌になったら怖いから気を使う。
これ、全部、相手のことばかり考えていますよね?
じゃあ、自分のことはどうなっていますか?
全部、後回しです。
自分の気持ちは置き去り。
自分がどうしたいかは二の次。
自分を抑えて、相手に合わせる。
これが、間違った優しさです。
「えっ、これの何がダメなの?」と思ったかもしれません。
確かに、相手のことを考えるのは、悪いことじゃないです。むしろ、優しい人にしかできないことです。
周りのことを一番に考えられるのは、あなたの長所です。気遣いができることは、素晴らしいことです。
でも、この優しさには落とし穴があるんです。
なぜ自分を後回しにする優しさが間違っているのか
自分を後回しにし続けると、どうなるか。
自分が見えなくなるんです。
自分の気持ちを抑え続けていると、だんだん自分の気持ちが分からなくなっていきます。
「どこ行きたい?」と聞かれても「どこでもいい」と言ってしまう。
「何がしたい?」と聞かれても「何でもいい」と答えてしまう。
このように、自分で自分のことが分からなくなるんです。
あなた自身が自分のことをわかっていないと、周りはあなたという人間がどんな人か分からなくなり、こんなふうに見えるんです。
「この人、何を考えているんだろう」
「本当はどう思っているんだろう」
「心を開いてくれないなあ」
と・・・
そして、人は、何を考えているか分からない人を警戒します。
これは本能的なものなんです。
たとえば、初めて会った人がいたとします。
その人はニコニコしていて、何を言っても「いいですね」と言ってくれるから、最初は感じがいいと思います。
でも、何度会っても同じだったらどうでしょう。
何を提案しても「いいですね」
何を聞いても「お任せします」
どんな話題でも「そうですよね」
ずっとこんな感じだったら、「この人、本当は何を考えてるんだろう」と思いませんか?
では、ここで、自分の胸に聞いてみてください。
あなたが心を許せる人って、どんな人ですか?
何を考えているか分からない人より、ちゃんと自分の意見を持っている人じゃないですか?
嫌なことは嫌と言ってくれる人。
好きなものは好きと言ってくれる人。
何を考えているか分かる人のほうが、安心感がありますよね。
人は、相手の本音が見えないと、相手のことを好きとか嫌いとか以前に、警戒します。
だから、優しくしているのに、距離を置かれ、結果、嫌われているように感じるんです。
これが、間違った優しさの落とし穴です。
正しい優しさとは
では、正しい優しさとは何か。
それは、自分にも向ける優しさです。
相手のことを考えるよりも先に、「私はどう思っているんだろう」と自分の気持ちを確かめ、自分の気持ちを持った上で、相手にも優しくする。
これが、正しい優しさです。
ここで勘違いしないでほしいのは、相手のことを考えずに自分のことだけを考えてください。といっているわけではありません。
自分の気持ちを確認した上で、相手のことも考えるということです。
正しい優しさは順番が違うんです。
正しい優しさは、自分が先で相手が後。
間違った優しさは、相手が先で自分が後です。
この順番を変えるだけで、結果は大きく変わります。
たとえば、友達からコンサートに誘われたとき。間違った優しさだと、こうなります。
全然興味がないけど、相手のことを考えて付き合い、興味がないから、つまらなそうな顔をしてしまい、相手からは「私といってもつまらないのかなあ」と思われて、次から誘われなくなる。
正しい優しさだと、こうなります。
私はコンサートが好きじゃないと思った時点で、「ごめん、私コンサートはすきじゃないかも」と断るので、相手には「コンサート以外のことで誘おう」と思ってもらうことができ、次も気軽に誘ってもらえます。
正しい優しさは、自分をまず一番に考えます。結果、自分のことを分かってもらった上で関係を続けられるので、良好な関係でいられるんです。
優しさの向きを変える方法
じゃあ、どうすれば優しさの向きを変えられるのか。
具体的な方法をお伝えします。
それは、優しさを出す前に3秒待つことです。
相手に合わせようとした瞬間、3秒だけ止まって、自分に聞くんです。
たとえば、仕事を頼まれたとき。
「これ、お願いできる?」と言われた瞬間、反射的に「大丈夫です」と言いそうになりますが、そこで、3秒自分に聞いてみてください。
もし「今はきついな」と感じたら、「今は手いっぱいなので、少し待ってもらえますか」と伝えてください。
無理です。と言い切らずに、正直に今の状態を言って、「少し待ってもらえますか」といえば、それは優しい断り方で、何も問題ありません。
もう一つ例を出しますね。意見を求められたとき。
「これ、どう思う?」と聞かれて、すぐに「いいと思います」と言いそうになるところで、3秒自分に聞いてみてください。
もし、ちょっと違うなと思ったら、「私は少しだけ気になるところがあるかな」と伝えてください。
「良くないわ」は冷たい言い方ですが、「少しだけ気になるところがある」は優しい言い方で、何も問題ありません。
もう一つ。体調について聞かれたとき。
「疲れてない?」と聞かれたとき。条件反射で「大丈夫です」と言いそうになるところで、3秒考えてください。
もし「正直しんどいな」と感じたら、「少し疲れてます」と言ってみる。
聞かれたことに対して正直に話すことは、迷惑ではありません。
大事なのは、相手の反応より、自分の気持ちを確かめることです。
それだけで、優しさの向きは少しずつ変わっていきます。
そして、自分の気持ちが分かるようになると、相手にも伝わるようになるので、
「この人は、ちゃんと自分の考えを持っている」
「本音で話してくれている」
「信頼できる」
と思ってもらえるようになります。
不思議なもので、自分を大切にできるようになると、相手からも大切にされるようになるんです。
優しさの向きを変えるだけで、嫌われるから信頼されるに変わっていくんです。
優しい人が好かれるために大事なこと
今日のまとめです。
間違った優しさとは、相手にばかり向けている優しさ。
自分を後回しにし続けると、自分が見えなくなる。自分が見えなくなると、相手からも見えなくなる。だから、距離を置かれてしまう。
正しい優しさとは、自分にも向ける優しさ。まず自分の気持ちを確認する。その上で、相手にも優しくする。順番を変えるだけで、結果は大きく変わります。
優しさの向きを変えるには、3秒待つ。相手に合わせようとした瞬間、3秒止まって自分に聞く。それだけで、嫌われるから信頼されるに変わっていきます。
あなたの優しさは、間違っていません。ただ、その優しさを少しだけ、自分にも向けてあげてください。
では最後に、「自分に優しさを向けるって、具体的にどうすればいいの?」
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