「素敵な人なのに、何かが引っかかる」
そんなモヤモヤを抱えたまま、相談してくださった方がいます。
マッチングアプリで出会って3ヶ月。条件も申し分ない。でも、どこか腑に落ちない。今日は、麻美さん(仮名)55歳のご相談です。
─ ご相談内容 ─
仮名:麻美さん
年齢:55歳
性別:女性
マッチングアプリで知り合った男性と、付き合い始めて3ヶ月が経ちます。
彼は同い年で、大手企業に勤めていて経済的にも安定しています。容姿も整っていて、話も面白く、いつも紳士的に接してくれます。こんな人がアプリにいるんだと、最初は驚きました。
ただ、気になることがあります。夜になると返信がほぼ途絶えます。聞くと「取引先との付き合いや持ち帰った仕事で手が離せない」と言うのですが、3ヶ月経っても変わりません。週末も急に予定が入ることがあります。
離婚を2回していると聞きました。理由は「合わなかった」とだけで、それ以上は話してくれません。
好きな気持ちはあります。でも、何かが引っかかっています。考えすぎでしょうか。彼の写真を送ります。この人の性質を見ていただけますか。
─ 鑑定結果 ─
■ 写真から感じたこと——麻美さん自身について
麻美さん、写真を拝見しました。
まず、麻美さん自身の写真からお伝えします。
写真から伝わってきたのは、麻美さんの「真っ直ぐさ」です。人を信じるとき、まっすぐ信じる。好きになるとき、まっすぐ好きになる。裏表のない、正直な方です。
この性質の方は、人の良い面をまっすぐ受け取ります。相手が魅力的であればあるほど、その魅力だけが目に入り、マイナス面が見えにくくなってしまうことがあります。それ自体は悪いことではありません。
ただ、相手によっては、この真っ直ぐさが傷つくリスクになることがあります。
■ 写真から感じたこと——彼の性質について
次に、彼の写真を拝見しました。
最初に申し上げます。麻美さんの「引っかかり」は、考えすぎではありません。
写真から伝わってきたのは、この方の「魅力」です。人を惹きつける力が自然に備わっている方で、容姿だけでなく、場の空気を読む力、相手が聞きたいことを言う力、そういったものが写真からにじみ出ていました。
麻美さんが「こんな人がいるんだ」と思ったのは、当然の反応です。
ただ、その魅力の奥に、もうひとつの性質があります。
■ 魅力の奥にあるもの
写真から感じたのは、この方が「自分の感情に正直すぎる」性質を持っているということです。
この方は自分が興味を持ったことや、心地よいと感じる状況には全力で向かいます。
でも、興味が薄れたり、不都合が生じたりすると、自然に距離を置いていく。それが意図的かどうかに関係なく、そういう動き方をする方です。
この方の魅力は本物です。でもその魅力は、特定の誰かに向けられたものではなく、目の前の人全員に向けられるものです。麻美さんだけが特別なわけではない可能性があります。
たとえば、こんな場面を想像してみてください。
麻美さんが夜に「今何してる?」とメッセージを送る。既読はつかない。翌朝「昨日は仕事で遅くなって」と返ってくる。それを信じたい気持ちはある。
でも3ヶ月、同じことが続いている。「仕事が忙しい人なんだ」と思い込もうとしている自分と、「でもおかしい…」と感じている自分がいる。そのふたつが、ずっと並んでいる。そういう状態ではないでしょうか。
その「忙しい」は、嘘ではないかもしれません。でも、優先順位の問題です。本当に大切にしたい相手であれば、3ヶ月も夜の連絡が取れない状況は続きません。
また、写真から感じたのは、この方が「演じること」に慣れているということです。
相手に合わせて自分を変えることが自然にできる。初めて会った相手でも、すぐに「この人が喜ぶこと」を察して動ける。それが、多くの人から好かれる理由です。
でもこの性質は裏返すと、「本当の自分を見せない」ということでもあります。この方は、見せたい自分しか見せない方です。
また、この方は「今が良ければいい」という感覚で動く傾向があります。先のことより、今の心地よさを優先する。麻美さんとの今の関係が心地よければ、それを続けます。
でも何か不都合が生じたとき、あっさり別の選択をする可能性があります。
この方と付き合い続けた場合に起きることをお伝えします。
最初のうちは、会っているときの時間が本当に楽しい。でも、麻美さんが「もっとちゃんと向き合ってほしい」「連絡してほしい」と求めるようになったとき、この方は少しずつ距離を置き始めます。
束縛されていると感じると、自然に離れていきます。麻美さんが本音を出せば出すほど、この方は遠くなっていく。それがこの方との関係です。
■ 2回の離婚について
写真から感じる限り、この方は自分に都合の悪いことを話すのが苦手です。嘘をつくというより、話したくないことは話さない。聞かれても、うまくはぐらかせる。そういうところがあります。
「合わなかった」という言葉は、正確には「自分が飽きた」「別に好きな人ができた」という意味だった可能性があります。
こういう方は、責められると「俺は何もしていない」「誤解だ」と言います。でも責めても意味がありません。この方の性質そのものが、そういう動き方をするからです。
■ 夜に連絡が取れないことについて
写真から感じる限り、この方は複数人との関係を同時に持てる器用な方です。
なので既婚者である可能性も否めません。ただこれは、当然ながら、確定ではありません。
しかし、この方の行動パターンと性質を組み合わせると、その可能性を排除できないということです。
夜に連絡が取れない理由が「家族がいるから」であれば、全てが説明できます。「忙しい」という言葉は、本当のことを言わないための言葉として使われている可能性があります。
夜に連絡が取れない、週末に急な予定が入る、離婚理由を話さない——これらが重なるとき、慎重に考えておく必要があります。
麻美さんが「引っかかる」と感じているのは、直感が働いているからだと思います。こういった時の女性の直感は、正しいことが多いです。
■ 麻美さんへ
好きな気持ちは本物だと思います。それは否定しません。
「引っかかりを感じながらも、好きな気持ちが止まらない」——これは、この方の魅力が本物だからです。麻美さんの真っ直ぐさが、この方の魅力にそのまま向いてしまった。それだけのことです。
「でも、もしかしたら私にだけは誠実かもしれない」と思う気持ちも、わかります。この方と一緒にいるときの楽しさは本物ですし、麻美さんへの気持ちも、今この瞬間は本物かもしれません。
ただ、今この瞬間の本物が、ずっと続くかどうかは、また別の話です。
麻美さんに正直に申し上げます。この方は「良い時間をくれる人」ではあると思います。
でも「人生を共にする人」として見たとき、写真から感じる限り、大きなリスクがあります。そのリスクを知った上で進んでほしいと思います。
麻美さんはこれまで、この引っかかりを一人で抱えてきたのだと思います。好きだから信じたい、でも何かがおかしい。その気持ちを誰かに話すことも、なかなかできなかったのではないでしょうか。
それでも「やっぱり確かめたい」と思って相談してくださった。その判断は正しかったと思います。自分の直感を大切にしてください。
本来、麻美さんに合うのは、魅力より誠実さを持っている方です。華やかさや話の上手さより、約束を守る、連絡をきちんとする、過去を隠さない。そういう地味だけど確かなことを、自然にできる方です。
そういう方と一緒にいると、麻美さんの真っ直ぐさはそのまま大切にされます。
直接確かめることも、ひとつの選択肢です。「夜に連絡が取れないのはなぜか」「離婚の理由を教えてほしい」と聞いてみる。
彼が正直に答えるとは思いませんが、そのときの答え方や態度に、この方の性質が出ます。
言いにくいことを正直に伝えるのか、またうまくはぐらかすのか。その反応が、麻美さんにとっての答えになると思います。
どう進むかは、麻美さんがよく考えて、決めてください。
─ ご感想 ─
鑑定を読んだあと、勇気を出して彼に直接聞いてみました。夜に連絡が取れない理由、離婚の理由、ちゃんと話してほしいと伝えました。
でも、はぐらかされるばかりで、何一つ正直に答えてもらえませんでした。その後も何も変わらなかったので、別れることにしました。
彼は何も認めませんでしたが、きちんと反論もできなかった。だからきっと、Takaさんの見立て通りだったということだと思っています。
今回のことで、魅力と誠実さは別物だということがよくわかりました。次は、話が合うかどうかより先に、誠実かどうかを見ようと思います。
早めに相談したことで時間を無駄にしなくて済みました。また良い方が現れたときは、ぜひ見ていただきたいです。
─ ご案内 ─
気になる相手がいる。でも何かが引っかかる。そう感じているとき、写真を見せていただければと思います。
その引っかかりが気のせいなのか、正しい直感なのか、写真から感じ取ることができます。

