人と会うと疲れる理由【相手に合わせすぎていませんか】

人と会ったあと、ぐったりしていませんか?

嫌な人と会ったわけじゃないのに、疲れがどっと押し寄せる。楽しかったはずなのに、家に帰ると動けない。一人になった瞬間、心も体も抜け殻のようになる。

こんな経験、ありませんか?

実はこれ、気を使いすぎている自覚がなくても起こるんです。

でも安心してください。疲れるのは、あなたが弱いからでも、性格のせいでもありません。

この記事を読むと

  • 沈黙が怖くなくなる
  • 相手の顔色を気にしなくてよくなる
  • 人と会ったあと、家で倒れ込むことがなくなる
目次

人と会うと疲れる理由をほとんどの人が勘違

ここで一つ、大事な話があります。

人と会うと疲れる理由を、ほとんどの人は勘違いしています。

「私が人付き合いが苦手だから疲れるんだ」「年のせいかな」「体力が落ちたのかも」「メンタルが弱いのかな」と思っていませんか?

でも、そうではありません。

人と会うだけで疲れるのは、会話の中で本来しなくていいことを、無意識にやっているからです。

たとえば、相手の表情を気にしすぎたり、変な空気にならないように頭をフル回転させたり。これが、疲れの正体です。

でも安心してください。これらは、実はやらなくても大丈夫なことです。それをやり続けてしまうから、疲れてしまうんです。

つまり、やめるだけで、人と会っても疲れにくくなります。

どういうことか、これから順を追って説明していきます。

人と会うと疲れる人がやっていること

人と会うと疲れる人は、これから言う3つのことをやっています。

1.相手の気分を先読みしている

会話中、常に頭の中にあるのは、
「今、どう思ったかな」
「私、変なこと言ってないかな」
「つまらないと思ってないかな」
と、相手がどう思っているのかを考え続けて、頭をフル回転させています。

だから、LINEの返信でも、「この絵文字で大丈夫かな」「変に思われないかな」と、何度も確認してしまいます。

これだけでも、かなりのエネルギーを使い、消耗してしまいます。

2.自分の本音を後回しにしている

本当は
「この話、あまり興味ないな」と思っても言えない。
「もう疲れたから帰りたいな」と思っても切り出せない。

このように自分の気持ちより、相手の気持ちを優先してしまいます。

その結果、日常のちょっとした場面でも、こんなことが起こります。

「このあとどうしたい?」と聞かれたとき、本当はやりたいことがあるのに、「あなたに任せる」と答えて、相手に合わせてしまう。

このとき、心の中では2つの自分が戦っています。

「本当はこうしたい」という気持ちと、「相手に合わせないと悪い」という気持ち。

この葛藤が、人と会ったあとにどっと疲れる原因になります。

3.沈黙が続かないように話題を探す

会話が途切れると、「気まずい空気になる」と思って、沈黙が訪れないように、「何か話さなきゃ」
と思って、話題を探すことに頭をフル回転させていると、常に次の話題を考えているので、話を聞きながらも休めない。

これが、疲れる原因です。

この3つを同時にやっていると、人は必ず疲れます。実際は、2つ重なるだけでも、かなり消耗します。

たとえ何もトラブルがなくても、頭と心はフル稼働しているので、「楽しかったのに疲れる」ということが起きるんです。

人と会うと疲れる人の特徴

そして、人と会うと疲れる人には、ある特徴があります。

それは優しい人、真面目な人、責任感が強い人です。

こうした人は、「自分はどうしたいか」よりも、「相手はどう思うか」を先に考えます。

相手の気持ちを中心に考える生き方。これを他人軸と言います。

反対に、「自分はどうしたいか」を基準に考える生き方を、自分軸と言います。

人と会うと疲れる人は、他人軸で生きているから疲れるんです。

人と会うと疲れる人が他人軸になる理由

では、なぜ他人軸になってしまうのでしょうか。

多くの人は、他人軸になるのは生まれ持った性格のせいだと思い込んでいます。

でも違います。生まれ持った性格ではなく、子どもの頃に身につけた防衛反応なんです。

子どものころ、自分の身を守るために、自然と他人軸が身につきます。

子どもの頃、こんなふうに言われませんでしたか?

「わがまま言わないの」「いい子にしてなさい」「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」

こうした言葉を聞いて育つと、「自分の気持ちを出すと怒られる」「我慢すればいい」と学びます。

また、親の機嫌がコロコロ変わる家庭で育った人は、「今日のお母さん、機嫌悪そうだな」「お父さんが怒らないように静かにしていよう」こんなふうに顔色をうかがいながら過ごします。

すると、「相手の気持ちを読んで合わせる」ことが当たり前になってしまいます。

さらに、完璧主義の親に育てられた人は、「ちゃんとしなさい」「もっとできるでしょ」と言われ続けたことで、人と会う時に「完璧にやらなきゃ」と無意識に思ってしまい、それが疲れの原因になります。

あと、兄弟姉妹が多い家庭で育った人も、他人軸になりやすい傾向があります。「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」「妹の面倒を見なさい」

こうやって、自分より他の人を優先することを教え込まれると、大人になっても、自分のことは後回しにしするようになります。

このように、親の考えに合わせて生きないと安心できなかった人は、自然と他人軸が身についてしまいます。

つまり、他人軸は生まれ持った性格ではなく、「身につけさせられた」ものなんです。

でも、身についたものは変えることができます。

人と会っても疲れないようにする方法

では、人と会っても疲れないようにするにはどうすればいいのか。

今日から一つだけ、やめてほしいことがあります。

それは「沈黙や気まずさを全部なくそうとしない」ということです。

  • 沈黙があってもいい
  • 気まずい時があってもいい
  • 会話が弾まなくてもいい

これだけで、消耗はかなり減ります。

たとえば、会話が途切れて沈黙したとき。「気まずい」と思うかもしれませんが、相手は何とも思っていないことがほとんどです。相手も話し続けるより、少し休憩したいと思っているものです。

他にも、話したことに対して相手の反応が薄かったとき。不安になるかもしれませんが、相手はただ考えているだけかもしれませんし、興味がなかったのかもしれません。

反応が薄いからといって、関係が壊れるわけではありません。気になるなら、「この話は興味なかった?」と聞けば、モヤモヤせずに済みます。

沈黙があっても、気まずい時があっても、会話が弾まなくても、意外と大丈夫だとわかると、人と会っても疲れにくくなります。

最初は
「沈黙があったら嫌われるんじゃないか」
「気まずいと思われるんじゃないか」
と思うかもしれませんが、大丈夫です。

実際にやってみると、相手は全然気にしていないことがほとんどです。

むしろ、無理に話を続けるより、自然な沈黙があったほうが、相手も楽だったりします。

今日お伝えしたのは、あくまで対処法です。根本から変わるには、他人軸を自分軸に変える必要があります。

自分軸に変われば

  • 家に帰ってぐったりしない
  • 沈黙や気まずさが怖くない
  • 人付き合いがぐっとラクになる

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