他人軸で生きる人が失う3つのもの|自分軸に変わる仕組みを解説

物事を決めるとき、「どう思われるか」ばかり気になっていませんか?

「嫌われたくない」と思って我慢していませんか?

それを「他人軸」といって、そのままだと自分の人生を完全に見失います。

いつも、誰かの機嫌を気にして、誰かの期待に応えて、一日を終えているなら、すでに他人軸です。

今日は、他人軸で生きる人が失うものと、そこから抜け出す方法をお伝えします。

目次

他人軸で生きるとは?

「他人軸で生きる」とは、自分の気持ちより、相手がどう思うかを基準に生きることです。

「どう思われるか」ばかりを考えて、「自分はどうしたいか」が置き去りになっている状態です。

例えば、ランチに誘われたとき、本当は行きたくないのに、「断ったら悪いかな」と思って行ってしまう。

会議で意見したい気持ちがあるのに、変だと思われたらいやだと思い黙ってしまう。

家族や友人から頼まれごとをされたとき、断りたいのに「私が我慢すればいい」と思い引き受けてしまう。

このように相手がどう思うかを基準に生きることを他人軸といいます。

この他人軸を続けていると、生きる上でとても大切な3つのものを失います。

次は、他人軸で生きる人が失う3つのものをお伝えします。

他人軸で生きる人が失う3つのもの

失うもの①:自己肯定感

他人軸で生きると、最初に失うのが「自己肯定感」です。

他人軸で生きていると、自分を責めるようになります。

「なんで私は断れないんだろう」
「なんで私はこんなに優柔不断なんだろう」
「なんで私はダメな人間なんだろう」

でも、実際にはあまり問題がないにもかかわらず、自分を否定する癖がついているだけの場合もあります。

他人軸で生きると、自分を否定する癖がつくので、「私がダメだから」という思い込みで自分を責め続けることになります。

そして、「どうせ私なんて」と自分を責め続けているうちに、自己肯定感がどんどん下がっていきます。

自己肯定感を失う。これが、他人軸で生きる人が最初に失うものです。🟡「自分を否定する癖がつくと『私がダメだから』という思い込みで自分を責め続ける」

失うもの②:自分の気持ち

2つ目に失うのが「自分の気持ち」です。

自己肯定感が低くなると、「私の気持ちなんて大したことない」と思うようになります。

自分に自信がないから、自分の気持ちを無視して、相手に合わせることが当たり前になります。

最初は、「本当は断りたいけど、我慢しよう」と自分の気持ちが分かっていた人も、我慢を繰り返すうちに、だんだん「自分はどうしたいのか」が分からなくなります。

レストランで「何食べたい?」と聞かれても答えられない。

「今日何したい?」と聞かれても、何も思い浮かばない。

これは、あなたの感覚が麻痺しているサインです。

自分の気持ちを無視し続けると、脳は無視する辛さを麻痺させるために、「もう感じないようにしよう」と、感じる力そのものにフタをしてしまいます。

自分の気持ちを失う。これが、他人軸で生きる人が2つ目に失うものです。

失うもの③:人生の選択権

そして最後に失うのが「人生の選択権」です。

自分の気持ちが分からなくなると、自分で決めることができなくなります。

「どうしたらいいか分からない」
「誰かに決めてほしい」

こうやって、人生の選択を他人に委ねるようになります。

仕事も、人間関係も、生き方も、すべて「誰かが決めたこと」に従って生きる。

そうなると、もう自分の人生ではなくなります。

「このままでいいのかな」と思いながらも、「今さら変えられない」と諦めてしまい、夢も希望もないまま、これでいいんだと言い聞かせて生きるようになります。

他人軸で生きる人が最後にたどり着くのは、自分の人生を完全に見失う世界です。

なぜ他人軸になるのか(仕組みの解説)

では、なぜ人は他人軸で生きるようになるのでしょうか。

それは、「嫌われたくない」という気持ちが強すぎるからです。

でも、この「嫌われたくない」という気持ちには、実は深い理由があります。

理由1:子どもの頃、自分を出すと否定された

子どもの頃、親に「わがまま言わないの」「いい子にしなさい」と言われて育った人は、「自分の気持ちを出すと嫌われる」と学習します。

だから大人になっても、自分の気持ちを出すことが怖くなります。

理由2:自己肯定感が低い

「自分には価値がない」と思っていると、「人に認めてもらうこと」で自分の価値を確認しようとします。

だから、人の期待に応えることが、自分の存在意義になってしまいます。

理由3:断ると罪悪感を感じる

「断る=相手を傷つける」と思っているので、断るたびに罪悪感を感じます。

その罪悪感から逃れるために、断らずに我慢する。

これが習慣になると、他人軸が当たり前になります。

自分が他人軸でヤバいなと思った方、安心してください。

他人軸で生きてきた人でも、自分軸に変わることはできます。

その方法を次でお伝えします。

自分軸に変わる2つの方法

自分軸になりたいと思った方は、是非これから紹介する方法を試してみてください。

私がおすすめする方法は、次の2つです。

方法1:「断る」は冷たさではなく、自分を守る選択だと知る

断ることは、相手を傷つけることではありません。

自分を大切にするための選択です。

「断る=自分を守る」

この考え方に変えるだけで、罪悪感が減ります。

人を大切にすることと、自分を大切にすることは、同じくらい大事です。

あなたが我慢して引き受けても、相手はあなたが我慢していることに気づいていません。

相手は「頼んだら引き受けてくれた」としか思っていないんです。

「今回は難しいです」と断ることで、相手はあなたの状況を知ることができます。

相手に、自分の状況を正直に伝えられる人の方が、わかりやすい人だと思われ、信頼されます。

方法2:全員に好かれる必要はないと知る

全員に好かれようとすると、合わせることを優先してしまい、自分を見失います。

大切なのは、「自分を大切にしてくれる人」とつながることです。

あなたが自分軸で生きるようになると、合わない人は離れていきます。

でも、それはあなたにとって必要な人だけが残るということです。

「嫌われる」ことを怖がるのではなく、「誰を大切にするか」を選ぶことです。

自分を大切にしてくれる人を大切にする。

自分を大切にしてくれない人とは、距離を置く。

この考え方ができるようになると、自分軸で生きられるようになります。

気づいた今が、他人軸を変えるチャンス

他人軸で生きる人が失うものは、3つです。

自己肯定感、自分の気持ち、そして人生の選択権。

でも、その末路にたどり着く前に、気づくことができれば、人生を取り戻すことができます。

自分軸で生きようとすると、断ったときの罪悪感や、嫌われるかもしれないという恐怖を感じるかもしれません。

でも、それを乗り越えた先に、あなたの本当の人生があります。

おそらく、この記事をここまで見てくださっている方は、自分が他人軸かもしれないと思っている方ではないでしょうか。

でも、よくわからないのは、「私はどの程度、他人軸なんだろう?」ということではないでしょうか。

もし、自分がどの程度の他人軸かを知りたい方は、他人軸→自分軸 診断シートを使ってみてください。18項目をチェックをするだけで、あなたが今どの程度他人軸なのかが分かります。

そして、診断結果に合わせた「心をラクにする考え方」もお伝えしています。

自分の状態を知ることが、自分軸への第一歩です。

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