あなたの周りに、この人性格悪いなぁと思う人がいませんか?
今はいなくても、あの人は性格が悪かったなあと思う人がいるのではないでしょうか。
実は性格が悪い人の顔にはある共通した特徴があります。
きっと、あなたがこれまで出会ってきた性格の悪い人も、今回紹介させていただく性格が悪い人の顔つきの特徴のどれかに当てはまっていると思います。
この、性格が悪い人の顔つきを知っておくだけで、事前に距離を置いてトラブルを回避することができたり、話す前から、どのくらいの距離感で関わるべきかを事前に判断することができるようになります。
そして既に、性格の悪い人が周りにいる人は、「やはりそうか」と、付き合い方を見直すきっかけになると思います。
人を見た目で判断してはいけない
誤解のないように最初に申し上げておきます。
人を見た目で判断してはいけないという言葉の通り、見た目が怖そうでも、とても優しい人もいますし、逆に、見た目が優しそうでも、薄情で思いやりのない人もいます。
そして、見た目は環境や心の状態によっても変わります。
例えば、苦労が多いと表情が険しくなったり、平穏な環境で生きていると柔らかい表情になります。
ですので、今日ご紹介する性格が悪い人の顔つきが、必ずしも当てはまるということではありません。
ですが、性格は顔に出るという言葉もあるように、実際その人の顔つきを見れば、なんとなく性格がわかるという経験、みなさんもしているのではないでしょうか?
その経験からも、少なからず性格は、顔つきに表れていると言えるのではないでしょうか。
なぜ性格は顔に表れるのか?
その答えは「表情筋(ひょうじょうきん)」です。
顔には表情筋という、目や口、鼻などを動かす筋肉があります。
いつも笑っている人は、表情筋が柔らかくよく動きます。
そのため、頬の筋肉や口角を引き上げる筋肉がよく使われ、自然と表情が柔らかくなります。
そして、表情筋が柔らかいと、顔全体の血流が良くなり、明るく健康的な表情になったり、目元の筋肉もよく動くので、目が優しく、柔らかい印象になり、好印象を与えます。
表情筋がこわばるとどうなるか
反対に、不平不満ばかりを言っている人は、表情筋がこわばり、硬くなります。
不満や怒りの表情をよくする人は、眉間にしわを寄せる筋肉や、口角を下げる筋肉をよく使います。
これらの筋肉を使うことが多くなると、表情が険しくなり、顔全体が緊張して硬くこわばった印象になりがちです。
ですが例外として、病気や、体の痛み、生まれつきで眉間にしわが寄る場合は、これに該当しません。
顔つきはその人の生き方や心の状態を映す。
このように心の状態が表情に表れるので、優しい性格の人は、見ているだけで安心するような柔らかい顔つきをしていたり、リーダーシップがある人は、自信に満ち溢れた表情をしています。
反対に、厳しい性格の人は、きつそうな雰囲気を醸し出していたり、
大人しくて控えめな性格の人は、争いごとを避けるような雰囲気を醸し出しています。
参考にしつつも、見た目で決めつけないこと
人を見た目で判断してはいけませんが、ある程度わかる部分があるのは確かだということはお分かりいただけると思います。
ここまで話を聞いてどうですか?
どんな顔つきの人が性格が悪いのか、興味が出てきましたか?
それでは、ここからは、具体的に
性格の悪さが顔つきに表れている人の特徴11選をご紹介していきます。
性格の悪さが顔に出る人の特徴
1.口角が下がっている

口角が下がっている人は、常に不満を抱えていて、何に対しても否定的な考えを持ちがちです。
気に入らないことがあるとすぐに文句を言ったり、人の悪いところばかり探したりするので、一緒にいると気分が重くなります。
自分が正しいと思い込んでいることが多く、他人の意見を受け入れることができません。
また、人との関わりをあまり大切にせず、感謝の気持ちを持たないので、誰かに何かをしてもらっても、それを当たり前だと思っていて、ありがとうの一言も言わない人もいます。
さらに、人を見下すような態度をとったり、ちょっとしたことで不機嫌になったりするので、周囲の人は気をつかうことになります。
こういう人と付き合っていると、こちらまでネガティブな気持ちになりやすいので、できるだけ距離をとったほうがいいです。
2.眉間に深いシワがある

眉間に深いシワがある人は、いつも何かに不満を持っていたり、イライラしていたりすることが多いです。
自分の思い通りにいかないとすぐに不機嫌になり、周りにきつい言葉をぶつけたり、強い態度をとったりします。
ちょっとしたことでも怒りっぽく、ストレスをためやすいので、周りの人も気をつかう場面が増えます。
また、他人の意見を素直に受け入れず、自分が正しいと思い込むことが多いので、意見が食い違うとすぐに反発します。
間違いを指摘されると逆ギレしたり、言い訳をしたりすることもあるので、人と対立しやすくなります。
何か問題が起きると、自分の非を認めず、すぐに他人のせいにして、責任を逃れようとするので、信用を失いやすく、周りからの信頼もどんどんなくなっていきます。
こういう人と関わると、気をつかってばかりで疲れてしまうので、距離をとったほうが無難です。
ただし、病気や体の痛み、生まれつきで眉間にしわが寄る場合は、これに当てはまりません。
3.ほとんど笑わない

ほとんど笑わない人は、人と関わることに興味がなく、できるだけ距離を置こうとします。
相手がどんな気持ちでいるかを考えないので、冷たい態度をとることが多くなります。
人と一緒にいても、自分から話しかけることが少なく、周りと打ち解けようとしません。
なので、相手が楽しそうにしていても、ねたんだり、つまらなそうにしたりして、場の空気を悪くします。
また、プライドが高く、自分の価値観が正しいと思い込んでいるので、聞く耳を持たない人が多いです。
自分から歩み寄ることはせず、対人関係もぎくしゃくしがちで、感情を表に出さないので、何を考えているのか分かりにくいです。
こういう人と関わると、楽しい雰囲気を壊されたり、気をつかって疲れたりするので、できるだけ距離を置いたほうがいいです。
4.無表情

無表情な人は、感情を表に出さず、他人とのコミュニケーションを最小限にしようとすることが多いです。
自分の気持ちを隠すだけでなく、相手の感情にも無関心なことが多いため、思いやりのない人が多いです。
会話をしても、リアクションが少なく、共感の言葉も少ないため、「この人は自分に興味がないのでは?」と感じてしまいます。
こういう人と関わると、会話が一方通行になったり、こちらが気をつかうことが増えたりして、精神的に疲れてしまうことがあります。
もし無表情な人と付き合わなければならない場合は、無理に感情を引き出そうとせず、適度な距離を保ちながら接するのがよいです。
5. 目つきが鋭く冷たい目をしている

目つきが鋭く冷たい目をしている人は、人に対して警戒心が強く、なかなか心を開こうとしません。
いつも周りを疑っているので、相手の言葉や行動の裏を探ることが多く、素直なやりとりができません。
他人への思いやりがなく、損得を優先する傾向があり、誰かが困っていても関心がなく、助けを求められても冷たく突き放すことが多いです。
人が喜んでいる姿を見ると、ねたんだり、バカにしたりすることもあります。さらに、支配欲が強く、自分の思い通りに人を動かそうとすることが多いです。相手が言うことを聞かないと不機嫌になり、きつい態度を取ったり、無視したりすることもあります。
こういう人と関わると、ストレスがたまり、気を遣って疲弊してしまうので、できるだけ距離を置いたほうがいいです。
6. 口がへの字になっている

口がへの字になっている人は、何に対しても不満を持ちやすく、ネガティブな考え方をすることが多いです。気に入らないことがあると、すぐに文句を言ったり、周りに嫌味を言ったりします。自分の意見が正しいと思い込んでいて、人の話を素直に聞こうとしません。
また、他人に対して厳しいわりに、自分には甘いところがあります。ちょっとしたことでイライラし、機嫌が悪くなることが多いため、周りの人が気をつかう場面が増えます。人を責めることが多く、些細なことでも不満を口にするので、一緒にいると気持ちが沈みます。
こういう人と長く付き合っていると、自分までネガティブな気持ちになってしまうので、できるだけ距離をとったほうがいいです。
7. 笑顔が不自然

笑顔が不自然な人は、心の中で本音を隠していることが多く、表情と気持ちが一致していません。
相手に合わせて笑っているように見えても、目が笑っていなかったり、口元だけが動いていたりして、どこかぎこちない雰囲気があります。こういう人は、周囲との関係を表面上取り繕うことが得意ですが、裏では別のことを考えていることが多いです。
また、人の顔色をうかがいながら会話をすることが多く、相手によって態度を変えることがあります。誰にでも調子を合わせるので、一見感じが良さそうに見えますが、裏では陰口を言ったり、自分の都合のいいように人を動かそうとしたりします。
こういうタイプは信用しにくく、仲良くしているように見えても、本心では何を考えているかわからないことが多いです。こういう人と深く関わると、気づかないうちに振り回されてしまうので、慎重に接したほうがいいです。
8. 目が極端につり上がっている

目が極端につり上がっている人は、感情の起伏が激しく、負けず嫌いで攻撃的な性格をしていることが多いです。自分の意見を強く押し通そうとし、相手が納得しないとイライラしがちです。
常に勝ち負けを意識しているので、些細なことでも対抗しようとしたり、人に指図されるのを嫌がります。プライドが高く、自分が間違っていてもなかなか認めず、逆に相手を論破しようとして、キツイ言葉をぶつけたりするので、周りの人は疲れてしまいます。
こういう人と関わると、常に気をつかい続けなければならず、ストレスが溜まるので、できるだけ距離を置いたほうがいいです。
9. 鼻の穴が広がり気味な人

鼻の穴が広がり気味な人は、自己主張が強く、自分が正しいと主張しがちです。プライドが高く、見栄を張ることが多いので、お金や地位、持ち物などで自分を大きく見せようとして、人より優位に立ちたいという気持ちの表れが見えます。
そのため、人を見下すような発言をしたり、相手を支配しようとする傾向があります。こういう人と関わると、自慢話や武勇伝を聞かされるので、疲れます。
10. 笑うときに片方の口角だけが上がる人

笑うときに片方の口角だけが上がる人は、皮肉っぽく、人を見下すような考え方をしていることが多いです。本気で楽しんで笑っているわけではなく、相手をバカにしたり、優位に立っていることを誇示するような笑い方をしています。
なので、人のミスや失敗を面白がり、からかったり、遠回しに嫌味を言ったりすることが多いです。また、計算高く損得勘定で行動するので、必要なときだけ愛想よく振る舞い、そうでないときは冷たい態度をとるなど、裏表があります。
表向きは親しげに接していても、裏では何を考えているかわからないので、気づかないうちに利用されているかもしれません。こういう人とは、警戒しながら接したほうがいいです。
11. 目が泳ぎやすい

目が泳ぎやすい人は、落ち着きがなく、何かを隠していることが多いです。
会話の中で視線が定まらないのは、嘘をついていたり、ごまかしたりしようとしている可能性が高いです。相手の反応を見ながら話すことが多く、軽いノリで適当なことを言っていたり、話がコロコロ変わったり、言い訳が多くなったりします。
こういう人は、問題が起きるとすぐに話題をそらしたり、うやむやにしてしまうので、信用してはいけません。その場しのぎの言葉が多く、あとになって話が違っていたり、約束を守らなかったりすることもあるので、関わると振り回されることが増えます。
こういう人とは慎重に接し、言葉と行動が伴っているかを見極めることが大切です。
最後に
さて、どうでしたでしょうか?心当たりのある顔つきはありましたか?人を見た目で判断するのは良くないですが、ある程度性格は顔つきに表れていたりします。決して見た目で決めつけず、これらの要素も踏まえて、より良い人間関係を作る際の参考にしていただければ幸いです。
最後に、誤解のないようにお伝えしておきます。ここでご紹介した顔つきの特徴には、生まれつきのものや、病気・ケガ・加齢による変化も含まれるため、すべての人に当てはまるわけではありません。何らかのご事情のある方には該当しない場合もあることを、くれぐれもご理解ください。また、顔つきは考え方や習慣によって変わることもあります。人を見た目で判断してはいけないということを念頭に置きつつ、あくまで一つの参考として捉える程度に留めてくださいね。