人に話すことで、心が軽くなることありますよね。
「聞いてもらえただけで救われた」と感じたことがある人も多いと思います。
でも、反対に、人に話すことで、傷ついたり、嫌な気分になった人も多いと思います。
同じ“話す”でも、救われることもあれば、逆に苦しくなることもある。
なぜこの違いが生まれるのか。
それは、「話すこと自体」が悪いのではなく、“誰に話すか”を間違えているからなんです。
どれだけいい人に見えても、
- 話をすぐにジャッジする人
- 人に話してしまう人
- 感情をあおる人
こういう人に本音を打ち明けると、苦しめられることがあります。
この記事では、あなたが「この人になら安心して話せる」と思える相手を見極める、3つのポイントをお伝えします。
人を避けるのではなく、“人を正しく選ぶ”ことで、あなたの心が救われますので、是非ご覧ください。
安心して話せる相手が持つ3つの共通点
話していい相手かどうかを見極める基準は、「安心できるかどうか」です。
安心して話せる相手には、いくつかの共通点があります。
それが、次の3つです。
話を“ジャッジせず”に聞いてくれる
あなたの話を最後まで聞いてくれる人には、安心して話すことができますよね。
途中で「それは違う」「でもさ」と口をはさむ人は、あなたを理解してくれる人ではなく、“正しさ”を押し付けてくる人です。
そういう人に本音を話しても、理解してもらえず、自分が否定された気分になって、モヤモヤが残ります。
安心して話せる相手は、「そう感じたんだね」「大変だったね」と、まずはあなたの感情を受け止めてくれます。
その上で、必要なアドバイスをしてくれます。
あなたの感情を受け止めた上でアドバイスをくれる人かどうかが一つ目の共通点です。
秘密を守れる人
誰かの秘密や弱点をペラペラ話す人は、あなたの秘密も他で話します。
安心して話せる人は、人の話を外に持ち出さず、自分の中で留めておける人です。
特に、誰かの秘密や弱点をバカにするように面白おかしく話す人は要注意。
親身に聞いているように見えて、実は“ネタ探し”をしている人もいます。
また、さほど深い関係でもないのに、根掘り葉掘り聞いてくる人は、人一倍口が軽い傾向があります。
反対に、信頼できる人は、他人の話をネタにして笑いを取ったり、場を盛り上げたりしません。
「話題の中心が人の話になっていない」、これが2つ目の共通点です。
感情を落ち着かせてくれる
本音を話してモヤモヤするのは、なぜだと思いますか?
……答えは、「否定されたから」です。
否定されると、人はモヤモヤするし、「もうこの人には話したくない」と感じます。
では、反対に──
本音を話してスッキリするのは、なぜだと思いますか?
……それは、相手が“共感してくれた”からです。
人は共感されると、「わかってもらえた」と感じて、心が軽くなります。
つまり、話したあとにスッキリする人は「共感してくれる人」。話したあとに嫌な気持ちになる人は、「否定する人」です。
あなたに共感し、理解を示してくれる人に話をすることで、あなたの感情が落ち着くんです。
「話していて落ち着く」──これが3つ目の共通点です。
話を“ジャッジせず”に聞いてくれる、秘密を守ってくれる、感情を落ち着かせてくれる、この3つがそろっている人こそ、あなたが本音を話していい相手です。
3つの共通点が示す“人間関係の構造”
安心して話せる相手には、3つの共通点がありました。
「ジャッジしない」「秘密を守る」「感情を落ち着かせてくれる」。
この3つに共通しているのは、**“安心感を与えてくれること”**です。
人間関係で一番大切なのは、「正しさ」よりも「安心感」。
どれだけ正しいことを言われても、安心できなければ心を閉ざします。
反対に、何も特別なことを言われなくても、安心できる人の前では、自然と心が開きます。
そして3つの共通点は、それぞれ違う“安心”を与えてくれます。
- ジャッジしない人 → 否定されない安心感。
- 秘密を守る人 → 裏切られない安心感。
- 感情を落ち着かせてくれる人 → 理解される安心感。
この3つの安心感が揃うと、人は自然と「この人になら話しても大丈夫」と感じるようになります。
信頼関係は「相手を信じよう」と意識するものではなく、会話の中で自然と生まれるものなんです。
今日お話しした3つの共通点を持っている人こそ、あなたが本音を話していい“本当の味方”になります。
人間関係の解決は、“避けること”ではなく“選ぶこと”から始まる
今日のテーマは、**「安心して話せる相手を見極める3つのポイント」**でした。
- 話を“ジャッジせず”に聞いてくれる人
- 秘密を守ってくれる人
- 感情を落ち着かせてくれる人
この3つがそろっている人こそ、あなたが本音を話しても大丈夫な“信頼できる相手”です。
人に裏切られたり、信じたのに傷つけられた経験がある人ほど、「人と関わりたくない」と思ってしまいます。
でも、人との関わりを断つことが本当の解決ではありません。
人と関わりたくないと思う経験をした人に必要なのは、人を避けることではなく、**「誰と関わるか」**を見極める力、つまり“正しく人を選ぶ力”を育てることが、本当の解決になります。
もし今、「誰を信じていいかわからない」と感じているなら、まずは“関わってはいけない人”を見抜くことから始めてください。
関わってはいけない人を簡単に見抜くために、関わってはいけない人を1分で見抜くチェックリストを使ってみてください。
たった1分で、あなたが「信頼してはいけない人」の特徴がわかります。人間関係に悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。