自分を大切にする15の意味|3つ抑えれば自分を大切にできる

今日は、「自分を大切にする」の本当の意味を15個お伝えします。

そして、これさえ抑えておけば自分を大切にできるという簡単な実践方法を3つお伝えします。

目次

自分を大切にする15の意味

あなたは、「自分を大切にしましょう」と言われて、ピンときますか?ふわっとしていて、具体的によく分からないと思いませんか?

どう思われるかばかりを気にして生きていると、自分を大切にする意味がわからなくなります。それは、他人ファーストになるからです。

他人ファーストになると、人を大切にする方法は分かるのに、自分を大切にする方法がわからなくなります。

そこで、まずは、「自分を大切にする」の本当の意味を15個お伝えします。この中の1つでも「できていない」と思ったら、それはあなたが自分より他人を優先しているサインです。

是非確認してみてください。

1. 自分の感覚を基準にする

相手がどう思うかではなく、自分がどう感じるかを基準にすることです。

他人ファーストで生きていると、判断の基準がすべて「相手がどう思うか」になっています。疲れているかどうかではなく「断ったらどう思われるか」で決める。嫌かどうかではなく「嫌と言ったら嫌われるか」で決める。こうやって自分の感覚を無視し続けていると、自分がどう感じているのかが分からなくなります。

自分を大切にするとは、相手の評価ではなく、自分の感覚を信じることです。

2. 相手より自分の気持ちを優先する

相手の気持ちも大事にしながら、自分の気持ちを優先することです。

優しい人ほど、相手の気持ちを優先してしまいます。でも、相手の気持ちばかりを優先していると、自分の気持ちは置き去りになり、いつも満たされない気持ちになります。

自分を大切にするとは、相手を傷つけないことではなく、自分の気持ちを最優先にすることです。どちらか一つを選ぶなら、自分の気持ちを選ぶ。これが、自分を大切にするということです。

3. 断りたい時は断る

罪悪感を感じても、嫌われるかもと思っても、断ることです。

他人ファーストで生きている人は、「断ったら嫌われるかもしれない」「断ったら悪い人だと思われるかもしれない」と思って、断れません。でも、断ることは悪いことではありません。断ることは、自分を守るために必要なことです。

あなたには、断る権利があります。断りたい時は、罪悪感を感じても断る。これが、自分を大切にするということです。

4. 自分の時間を確保する

誰かのためだけに時間を使うのではなく、自分のための時間を確保することです。

他人ファーストで生きていると、自分の時間はすべて他人のために使われます。家族のため、仕事のため、友人のため。気づけば、自分のための時間が一切ありません。

自分を大切にするとは、誰かのためだけに時間を使うのではなく、自分のための時間を意識的に確保することです。

5. 無理をしない

できないことをできないと認めることも、自分を大切にすることです。

他人ファーストで生きている人は、「できない」と言えません。相手に迷惑をかけたくない、期待に応えたいと思って、無理をしてしまいます。でも、できないことをできないと認めることは、自分を守ることです。

無理をしないことは、サボることではありません。自分の限界を知り、自分を守ることです。

6. 自分に正直になる

やりたくないことを無理をしてやらないことです。

他人ファーストで生きていると、本当はやりたくないのに、やりたいふりをしてしまいます。相手をがっかりさせたくない、嫌われたくないと思って、本音を隠してしまうのです。

自分を大切にするとは、本当はやりたくないのに、やりたいふりをしないことです。自分の本音に正直になることです。

7. 自分の限界を認める

これ以上は無理だと思ったら、そこでやめることです。

他人ファーストで生きている人は、「まだ頑張れる」と思って、限界を超えてしまいます。でも、限界を超えて頑張り続けると、いつか心も体も壊れてしまいます。

自分を大切にするとは、「これ以上は無理だ」と思ったら、そこでやめることです。自分の限界を認め、自分を守ることです。

8. 他人の期待より自分の意思を優先する

相手が期待していても、自分がやりたくないならやらないことです。

他人ファーストで生きていると、相手の期待に応えることが最優先になります。でも、相手の期待に応え続けていると、自分の意思は見失われていきます。

自分を大切にするとは、相手が期待していても、自分がやりたくないならやらないことです。他人の期待より、自分の意思を優先することです。

9. 自分の体調を最優先にする

体調が悪いときは、予定をキャンセルしてでも休むことです。

他人ファーストで生きている人は、体調が悪くても「相手に悪いから」「迷惑をかけたくないから」と無理をしてしまいます。でも、あなたの体は、あなたが守るしかありません。

自分を大切にするとは、体調が悪いときは、予定をキャンセルしてでも休むことです。相手の都合より、自分の体調を最優先にすることです。

10. 嫌なことは嫌と言う

相手を傷つけたくないからといって、我慢しないことです。

他人ファーストで生きている人は、「嫌だ」と言えません。相手を傷つけたくない、関係を壊したくないと思って、我慢してしまいます。でも、我慢し続けていると、自分の気持ちが分からなくなります。

自分を大切にするとは、嫌なことは嫌と言うことです。相手を傷つけたくないからといって、我慢しないことです。

11. 自分のペースを守る

相手のペースに合わせるのではなく、自分のペースを守ることです。

他人ファーストで生きていると、いつも相手のペースに合わせてしまいます。周りが急いでいると、自分も急がなきゃと思ってしまう。でも、相手のペースに合わせ続けていると、自分のペースが分からなくなります。

自分を大切にするとは、周りが急いでいても、自分のペースで進むことです。相手のペースではなく、自分のペースを守ることです。

12. 自分を責めない

うまくいかない時も、自分を認めることです。

他人ファーストで生きている人は、うまくいかないと自分を責めてしまいます。「私がダメだから」「私が悪いから」と自分を責め続けると、どんどん自信がなくなります。

自分を大切にするとは、うまくいかなくても、自分を責めるのではなく、認めてあげることです。「よく頑張ったね」と自分に声をかけてあげることです。

13. 完璧を求めない

できないことがあっても、それでいいと思うことです。

他人ファーストで生きている人は、完璧でなければいけないと思っています。「ちゃんとしなきゃ」「完璧にやらなきゃ」と思って、自分を追い込んでしまいます。

自分を大切にするとは、できなかったことがあっても、それでいいと思うことです。完璧じゃなくていい。それでも自分は価値があると認めることです。

14. 自分の好きなものを選ぶ

人が好きなものではなく、自分が好きかどうかで決めることです。

他人ファーストで生きていると、「人がどう思うか」で選んでしまいます。人が良いと言っているから、人が褒めてくれるから、という理由で選んでしまう。でも、それでは自分の好きなものが分からなくなります。

自分を大切にするとは、人の評価ではなく、自分が好きかどうかで決めることです。自分の好きなものを選ぶことです。

15. 他人と比べない

誰かと比べるのではなく、自分は自分でいいと思うことです。

他人ファーストで生きていると、いつも誰かと比べてしまいます。「あの人はできているのに、私はできていない」と落ち込んでしまう。でも、人と比べていると、いつまでも満たされません。

自分を大切にするとは、誰かと比べて落ち込むのではなく、自分は自分でいいと思うことです。比較ではなく、自分を認めることです。

自分を大切にする3つの方法

自分を大切にする意味を15個お伝えしました。

15個すべてを意識しながら自分を変えていくことは難しすぎると思いますよね。

でも、15個も意識する必要はないんです。

これから、簡単な実践方法を3つお伝えします。この3つを抑えておけば15個すべて網羅できるのでご安心ください。

方法1:1日1回「私はどうしたい?」と問いかける

自分を大切にするための第一歩は、自分に問いかけることです。

「私はどうしたい?」

「私はどう感じている?」

この問いかけを、1日1回でいいのでやってみてください。

他人ファーストで生きていると、判断の基準がすべて「相手がどう思うか」になっています。

疲れているかどうかではなく、「断ったらどう思われるか」で決める。

嫌かどうかではなく、「嫌と言ったら嫌われるか」で決める。

やりたいかどうかではなく、「やらなかったらがっかりされるか」で決める。

こうやって、自分の感覚を無視し続けていると、自分がどう感じているのかが分からなくなるんです。

だから、まずは「私はどうしたい?」と問いかける習慣をつけてください。

最初は答えが出なくても大丈夫です。

問いかけることで、少しずつ自分の感覚が戻ってきます。

小さなことからでいいんです。

「今日のお昼、何が食べたい?」

「今、休みたい?出かけたい?」

「この人と話したい?話したくない?」

こうやって自分に問いかける習慣をつけると、自然と自分の感覚を基準に生きられるようになります。

そして、相手がどう思うかではなく、自分がどう感じるかで決められるようになります。

これが、自分を大切にする第一歩です。

方法2:影響力の少ない相手から断る練習をする

断るということは、自分を大切にするうえで欠かせません。

なぜなら、断ることができないと、自分の時間も、体力も、気持ちも、すべて他人のために使い果たしてしまうからです。

でも、いきなり大切な人や影響力のある人を断るのは、どうしても怖いので難しいです。

だからまずは。影響力の少ない相手から断る練習をしてみてください。

例えば、「それほど親しくない人からの誘いを断る」とか、「関係が壊れても困らない相手にノーと言う」とか。

断っても支障のない相手から練習することで、だんだん断ることに慣れてきます。

他人ファーストで生きている人は、断ることに罪悪感を感じます。

「断ったら嫌われるかもしれない」

「断ったら悪い人だと思われるかもしれない」

そう思って、断れないんです。

でも、断ることは悪いことではありません。

断ることは、自分を守るために必要なことです。

あなたには、断る権利があることを忘れないでください。

相手の期待に応えることよりも、自分の気持ちを優先することを大事にしなければ自分を大切にすることはできません。

最初は罪悪感を感じると思いますが、それでも断ってみてください。

そのうち、断ることで自分を守れることがわかるようになり、罪悪感よりも、自分を大切にしたい気持ちが勝るようになり、断ることが普通になっていきます。

方法3:疲れたら休むを徹底する

自分を大切にするための一番簡単な方法は、疲れたら休むことです。

「まだ頑張れる」と思っても、疲れているなら休むんです。

他人ファーストで生きている人は、自分の体調よりも相手の都合を優先してしまいます。

疲れていても、「相手に悪いから」と我慢する。

体調が悪くても、「迷惑をかけたくないから」と無理をする。

でも、それは自分を大切にしていない状態です。

休むことは、サボることではありません。

休むことは、自分を整えるための大切な時間です。

疲れたら休む。

体調が悪いなら、予定をキャンセルする。

これが、自分を大切にするということです。

あなたの体は、あなたが守るしかありません。

あなたの体調はあなたにしか分からなんです。

だから、自分で自分の体を守ってください。

疲れているのに無理をすると、いつか心も体も壊れてしまいます。

だから、疲れたら休む。

これを徹底するだけで、あなたは自分を大切にできるようになり、自分のペースで生きることに繋がっていきます。

あなたは他人ファースト?

今日お伝えした15個の意味と3つの方法、いかがでしたか?

もし、この中の1つでも「できていない」と思ったなら、あなたは他人ファーストで生きていることになります。

他人ファーストとは、相手がどう思うかを基準にして生きることですが、これを他人軸といいます。

他人軸とは、自分の気持ちより、相手の反応を優先してしまう生き方です。

他人軸で生きていると、自分を大切にする意味が分からなくなります。

なぜなら、判断の基準がすべて「相手がどう思うか」になっているからです。

他人軸で生きていると、最終的に自分が分からなくなります。

もし自分が他人軸になっていると思った方は、まずは、どの程度、他人軸で生きているのかを確認してみてください。

「他人軸→自分軸 診断シート」

18項目のチェックリストで、あなたが他人軸かどうかを診断できます。

そして、診断結果に応じて、あなたの心をラクにする考え方もお伝えしています。

ぜひ、診断シートを使って、あなたの今の状態を確認してみてください。

自分の状態を知ることが、変わるための第一歩です。

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