「なんで、あんなことが言えるんだろう」
「普通、人が傷つくとわかっていたら言わないよね」
と思ったことはありませんか。
でも、平気で人を傷つける人は、人の痛みがわからないのではないんです。
相手が嫌がるところをわかっていて、傷つけるために言っている人もいます。
この記事では、平気で人を傷つける人の正体を6つお話しします。
そして最後に、こういう人に傷つけられたとき、心を壊さないために大切な考え方と対処法までお話しします。
平気で人を傷つける人の正体6つ
1. 人を下げて安心する人
平気で人を傷つける人は、相手を下げることで、「自分はこの人より上だ」と感じて安心したい人です。
だから、相手の失敗、弱点、気にしていることを、わざと口に出します。
- 「だからあなたはダメなんだよ」
- 「前から思ってたけど、そういうところあるよね」
- 「普通はそんなことしないよ」
こういう言葉で、人のことをダメな人扱いします。
普通の人なら、そんなことを言ったら相手を傷つけるかもしれないと思って、言いたくても言えません。
でも、このタイプは違います。
傷つけるようなことをわざと言って、相手が黙ったり、落ち込んだり、言い返せなくなる姿を見て、自分の方が上にいるように感じています。
つまり、人を下げるようなことを言う人は、人の痛みがわからないのではありません。
相手を傷つけるために言っているんです。
こういう人に「そんなこと言わないで」と伝えても、相手はなかなか聞き入れません。
なぜなら、相手を傷つけることが、その人にとって自分を保つ方法になっているからです。
2. 優位に立ちたい人
平気で人を傷つける人は、自分が上に立とうとします。
人を傷つけるのは、自分が優位に立つためです。
そんな人の頭の中は、いつもこうです。
- どちらが上か。
- どちらが強いか。
- どちらが言うことを聞かせられるか。
そういう目で、人間関係を見ています。
だから、自分が上に立とうとして、言葉がきつくなるんです。
例えば、
- 「そのくらい自分で考えろ」
- 「いちいち説明させるな」
- 「オマエには無理だ」
こういう言葉で、相手を落ち込ませようとします。
普通の人は、人を傷つけてまで上に立とうとはしません。
でも、このタイプは、相手を傷つけることで、自分の立場が強くなると学習しています。
しかも、それを気持ちいいと感じています。
- 相手が黙る。
- 落ち込む。
- 言い返せなくなる。
- 自分の顔色をうかがうようになる。
相手に負けを認めさせることで、「自分の方が上だ」と感じているんです。
だから、こちらが傷ついたことを伝えても、相手は反省しません。
むしろ、「こいつには強く出てもいい」と思って、さらに言い方がきつくなることがあります。
平気で人を傷つける人にとって大事なのは、相手の気持ちではありません。
自分が上に立てているかどうかです。
つまり、平気で人を傷つける人は、人の痛みがわからないのではありません。
人を傷つけることで、自分の方が上だと感じたい人なんです。
3. 弱い人を選んで攻撃する人
平気で人を傷つける人は、誰にでも同じように強く出ているわけではありません。
攻撃する相手を間違えないように、ちゃんと相手を選んでいます。
攻撃対象に選ばれるのは、こういう人です。
- 言い返してこない人。
- 強く反論しない人。
- その場を丸く収めようとする人。
- 人に嫌われるのが怖い人。
そういう人を選んで、ターゲットにします。
だから最初は、相手がどう出るかを見るために、少しきつい言い方から始まります。
- 笑顔で「それ、普通わかるよね?」と言う。
- 笑顔で「だから言ったでしょ」と言ってみる。
- 冗談っぽく「ほんと、そういうところだよ」と言う。
こうやって、相手が強く言い返してくるかを見ます。
そこで、相手が強く言い返してこないとわかると、次はもう少しキツイ言い方をしてきます。
それでも強く言い返してこないとわかると、調子に乗って、どんどん攻撃してくるようになります。
こういう人は、自分より強い人には言いません。
- 気の強い人。
- 自分の立場を脅かす人。
- 口が達者な人。
そういう相手には攻撃しません。
- この人なら勝てる。
- この人なら黙らせられる。
- この人なら強く出ても大丈夫。
と思う相手にだけ、強く出ているんです。
だから、こちらが優しくしていると、相手は反省するどころか、調子に乗るだけなんです。
4. 言葉を武器にする人
平気で人を傷つける人は、ただ思ったことを口にしているわけではありません。
相手が傷つく言葉を、ちゃんと選んでいます。
人には、それぞれ触れられたくないところがあります。
- 容姿のこと。
- 年齢のこと。
- 仕事のこと。
- 家族のこと。
- 過去の失敗。
- 自分でも気にしている弱点。
普通は、相手が触れられたくない部分には触れません。
でも、このタイプは違います。
相手を傷つけるために、そこをわざと突いてきます。
- 「だから結婚できないんだよ」
- 「そういうところが子供っぽいんだよ」
- 「だから旦那に大事にされないんじゃない?」
- 「前も同じ失敗してたよね」
こういう言葉を、相手のためを思って言うのではなくて、傷つけるために言います。
しかも、こういう人は、相手を傷つけておいて、あとからこう言います。
- 「本当のことを言っただけ」
- 「言われて当然」
- 「あなたのために言っている」
こうやって、自分が悪者にならない言い方をしてきます。
中には、本当に相手のためを思って、厳しいことを言う人もいます。
でも、そういう人は、ちゃんと相手の気持ちも見ています。
言いっぱなしにはしません。
言葉を武器にしている人は違います。
ただ、キツイことを言うだけです。
キツイことを言ったあと、相手より上に立った気になっています。
そこに思いやりはありません。
だから言われた側は、ただ傷つくだけなんです。
5. 痛みを与えて支配する人
平気で人を傷つける人は、ただ相手に嫌な思いをさせたいだけではありません。
相手を傷つけることで、自分の思い通りに動かそうとします。
たとえば、何か言うたびに否定される。
少し反論したら、何倍にもして返してくる。
自分の意見を言っただけなのに、「だからオマエはダメなんだ」と人格まで否定される。
こういうことが続くと、言われた側はだんだん何も言えなくなります。
- 「自分の気持ちを言うのが怖い」
- 「黙っていたほうがいい」
- 「相手に合わせよう」
と思うようになるからです。
すると、相手の前で、相手が求めている言葉を選ぶようになります。
相手の顔色を見て、自分の行動を決めるようになります。
本当は嫌でも、黙って我慢するようになります。
これが、相手の狙いです。
痛みを与えて、相手を黙らせる。
プライドをズタズタにすることで、自分に逆らえないようにする。
そうやって、人を自分の思い通りに動かそうとします。
だから、こういう人の言葉は、相手の心を折って、支配するために使っている言葉なんです。
平気で人を傷つける人は、人の痛みがわからないのではありません。
痛みを与えれば、相手が黙ることを知っているんです。
6. 自分の悪意を認めない人
平気で人を傷つける人は、相手を傷つけるようなことを言っておきながら、自分の悪意を認めません。
相手が嫌がることを言ったくせに。
相手が気にしていることを突いたくせに。
相手を黙らせるような言い方をしたくせに。
あとからこう言います。
- 「そんなつもりじゃなかった」
- 「悪気はなかった」
- 「冗談で言っただけ」
- 「気にしすぎ」
こうやって、自分が悪者にならないようにします。
でも、本当に悪気がなかった人は、相手が傷ついたとわかった時点で、謝ります。
- 「ごめん、言い過ぎた」
- 「そんなつもりじゃなかったけど、傷つけたなら悪かった」
- 「次から気をつける」
と。
でも、悪意のある人は違います。
自分が責められないようにすることだけを考えて、
- 「冗談だから気にしないで」
- 「あなたのために言っただけ」
こうやって、自分に非がないように見せてきます。
自分の悪意を認めてしまうと、自分が悪者になるからです。
でも、どれだけ言い訳しても、傷つけるために言っているのは見ればわかります。
つまり、平気で人を傷つける人は、人を傷つけておきながら、自分は悪くないことにしたい人なんです。
平気で人を傷つける人を変えようとしなくていい
大事なのは、相手を変えることではありません。
ここまで読んで、「こういう人には、どう言えばわかってもらえるんだろう」と思った方もいるかもしれません。
でも、平気で人を傷つける人に、わかってもらおうとするのは、やめたほうがいいです。
なぜなら、相手は人の痛みがわからないのではなく、人を傷つけることで、自分の方が上だと感じているからです。
- 痛いところを突けば、相手が黙る。
- キツイことを言えば、相手が自信をなくす。
- 傷つければ、自分の顔色を見るようになる。
そういうことを知っていて、やっている人もいます。
だから、こちらが「傷つくからやめてください」と一生懸命説明すると、相手は反省するどころか、「自分の狙い通りだ」と思って、さらに調子に乗ることがあります。
人に傷つけられたときに大切な対処法
だからこそ、まず大事なのは、自分の感覚を疑わないことです。
- 「これくらいで傷つく自分が悪いのかな」
- 「私が気にしすぎなのかな」
- 「相手にも悪気はなかったのかな」
そうやって、自分の感じた痛みをなかったことにしないでください。
それをすると、自分を否定することになるんです。
自分で自分を否定する。
それが、心を壊す原因になっていきます。
嫌なものは嫌。
傷つくのは当然。
おかしいのは相手の方だ。
こんなふうに、自分の感覚を素直に受け止めてください。
そして、相手の人間性に問題があることを分かっていれば、心を保つことができます。
その上で、話の通じる上司や、動いてくれる立場の人に相談して、対応してもらう。
言い返すことよりも、まずは自分の感覚を守ること。
そして、ひとりで抱え込まず、ちゃんと話が通じる人に助けを求めることです。
これが、賢いやり方になります。
自分を責めてしまう方へ
もしあなたが、人に傷つけられても、
- 「私が悪いのかな」
- 「気にしすぎなのかな」
- 「我慢できない自分が弱いのかな」
と、自分を責めてしまうことが多いなら、まず取り戻してほしいのは、自分の感覚です。
嫌なものは嫌。
傷ついたものは傷ついた。
おかしいと思ったことは、おかしい。
そこを自分で否定しないことが大切です。
ただ、人間関係で同じようなことを繰り返してしまう人は、頭ではわかっていても、なぜか我慢してしまったり、相手に合わせてしまったり、最後は自分を責めてしまうことがあります。
無料メール講座では、そういう人間関係のクセを見つめ直し、自分を責めるところから抜け出し、自分の感覚を取り戻すための話を、5日間に分けてお届けしています。
- 相手に振り回されるのではなく、自分の感覚を信じられるようになること。
- 嫌なことを嫌だと認められるようになること。
- 人に傷つけられても、自分を否定しない自分に戻ること。
そのために大切な話を、わかりやすくお伝えしています。
必要な方は、受け取ってみてください。
