性格が悪い人と聞くと、怒った顔や意地悪そうな顔を想像する方が多いかもしれません。
しかし、性格の悪さが出るのは怒っている時だけではありません。笑顔や何気ない表情にも、その人が心の中で相手をどう思っているのかが表れることがあります。
「笑っているのに、なんとなく嫌な感じがする」「何も言われていないのに、バカにされている気がする」。そんな経験はないでしょうか。
人は言葉では本音を隠せても、ふとした瞬間の表情には気持ちが出ることがあります。
この記事では、性格が悪い人の顔に出やすい7つの表情と、その表情をしている時に心の中で何を思っているのかを詳しく解説します。
「あの人がしていたあの顔は、こういう意味だったのか」と気づくきっかけになりますので、身近な人を思い浮かべながら読んでみてください。
性格が悪い人の顔に出る7つの表情
1.見下した表情

少しあごを上げ、目を細め、片方の口角だけを上げるような表情です。
この表情は、相手を心の中でバカにしていたり、「自分のほうが上」「この人は自分より下」と思っている時に出やすい表情です。
たとえば職場で自分の意見を伝えた時、相手がこの表情をしたとします。
その人は心の中で、「あなたの意見なんて聞く価値がない」と、はじめからこちらを見下している可能性があります。
また、仕事を教えてくれる人がこの表情をしているのであれば、純粋に教えようとしているというより、先輩風を吹かせて「自分のほうが上だ」と感じながら教えていることもあります。
反対に、こちらが何かを教えた時にこの表情をされたなら、心の中では「あなたに教わることなんてない」と思っているのかもしれません。
人を「上か下か」で見る人に注意
どの場面にも共通しているのは、相手を対等な人として見ていないことです。
この表情をよくする人は、人を「自分より上か下か」で判断し、自分より下だと思った人の話を素直に聞けないところがあります。
こういう人と長く関わっていると、何を言っても否定されたり、バカにされたりするため、だんだん疲れてきます。
穏やかな人間関係を望むのであれば、人を見下す表情をよくする人とは、無理に近づかないほうがいいでしょう。
2.あざ笑う表情

相手を見ながら口元を横に広げ、目を細めてニヤニヤと笑うような表情です。
これは、人の失敗や恥ずかしいところを見て、おもしろがっている時に出やすい表情です。
心の中では、「ダサいな」「恥ずかしい人だな」「おもしろいものを見た」などと思っています。
たとえば、人前で言い間違えたり失敗したりした時、相手がこの表情をしたとします。
こちらの失敗を心配しているのではなく、失敗した姿そのものをおもしろがっている可能性があります。
また、自分が夢や目標について真剣に話している時にこの表情をされたなら、「そんなの無理でしょ」「本気で言っているの?」と、こちらの夢をバカにしていることもあります。
真剣な悩みを話している時でも、「何をそんなに真剣に語っているの?」という気持ちが表情に出る人がいます。
さらに、こちらが嫌な顔をしても、「冗談じゃん」「そんなに怒ること?」と、さらにニヤニヤする人もいます。
人が傷つくことより、自分がおもしろいかを優先する
このタイプは、人が真剣に取り組んでいることや失敗したことを、笑いの材料にします。
相手に恥をかかせても、自分がおもしろければいいため、何度も人をからかったり、人前で笑いものにしたりすることがあります。
こういう人には、自分が本当に大切にしていることや、弱い部分まで無理に話す必要はありません。
大事なことほど、安心して話せる人に話してください。
3.嫉妬した表情

口を真一文字に結び、眉間に少ししわを寄せ、横目で相手を見るような表情です。
このような表情は、相手が褒められたり、うまくいっていたりすることを知り、嫉妬している時に出ることがあります。
心の中では、「なんでこの人ばかり」「自分よりうまくいっているのが気に入らない」と思っています。
たとえば職場で自分が上司から褒められた時、近くにいる人が急にこの表情になったとします。
その人は素直に「よかったね」と思うより、「なんでこの人が褒められるの」「自分だって頑張っているのに」と、こちらが評価されたことをおもしろく思っていない可能性があります。
友人に「昇進した」「収入が増えた」「欲しかったものを買った」と話した時も同じです。
恋愛や夫婦関係がうまくいっている話をした時に急に表情が曇るのであれば、「自分より幸せそうなのが気に入らない」という気持ちが隠れていることもあります。
褒められた直後に欠点を言ってくる人
嫉妬が強い人によくあるのが、こちらが褒められた直後に欠点を言ってくることです。
「でも、あなたはこういうところ苦手だよね」
「それくらい普通じゃない?」
このように、わざわざ水を差すようなことを言い、こちらの気分を下げようとします。
人の幸せを素直に喜べない人は、普段の会話にも皮肉や悪口が増えていきます。
こちらにいいことがあるたびに機嫌が悪くなる人には、自分の幸せな話や、うれしかった出来事をすべて話す必要はありません。
4.不機嫌な表情

眉間にしわを寄せ、口を固く閉じ、口角が下がっている表情です。
この表情は、自分の思い通りにならず、イライラしている時に出ることがあります。
心の中では、「なんで言うことを聞かないの」「気に入らない」「こっちに合わせてよ」と思っています。
たとえば、頼まれごとを断った瞬間、それまで普通だった人が急に不機嫌になったとします。
これは、「今までやってくれたのに」「それくらいやってくれてもいいでしょ」と、自分の頼みを聞いてもらえて当然だと思っている可能性があります。
相手と違う意見を言っただけで不機嫌になる人もいます。
自分の考えに合わせてもらいたい気持ちが強いため、相手が違う意見を言うことそのものが気に入らないのです。
自分の予定を優先して誘いを断った時に不機嫌になる人も同じです。
「私の誘いを断るなんて許せない」という気持ちが、顔に出ています。
不機嫌になることで相手を動かそうとする
この表情をよくする人の中には、不機嫌になることで相手に気を使わせようとする人がいます。
何も言わなくても不機嫌な顔をすれば、相手が「怒らせたかな」「機嫌を直さないと」と気を使ってくれることを知っているのです。
一緒にいる人は、やがて「また機嫌が悪くなるかもしれない」と考えるようになり、断れなくなったり、言いたいことを我慢したりするようになります。
しかし、こちらが悪いことをしていないのに相手が不機嫌になるのであれば、必要以上に機嫌を取る必要はありません。
自分が嫌なことは断り、自分の意見はそのまま伝えてください。
5.嫌悪した表情

顔を少ししかめ、鼻にしわを寄せ、上唇が少し上がるような表情です。
これは、相手に対して「嫌だ」「受け付けない」と感じている時に出る表情です。
心の中では、「気持ち悪い」「それはないでしょ」「自分とは合わない」と思っています。
たとえば、自分の好きなものや趣味について話した時にこの表情をされたなら、「そんなものが好きなの?」と、こちらの好みに嫌悪感を持っている可能性があります。
服装や持ち物を見てこの表情をする人なら、「よくそんなものを選ぶね」と、こちらのセンスをバカにしていることもあります。
自分の考え方や生き方について話した時なら、「自分なら絶対そんなことしない」「そんな考え方は理解できない」と、心の中でこちらを否定していることがあります。
自分と違う価値観を受け入れられない
この表情をよくする人は、自分の好みや考え方を基準にしがちです。
そのため、単に価値観が違うだけなのに、相手を嫌ったりバカにしたりします。
何かを話すたびに嫌な顔をされると、こちらも「また嫌な顔をされるかもしれない」と考えるようになり、自分の好きなものや本当の考えを話せなくなっていきます。
しかし、人それぞれ好きなものも考え方も違って当然です。
自分を出すたびに嫌な顔をされるのであれば、その人に自分を理解してもらおうと無理をする必要はありません。
自分をそのまま受け入れてくれる人を大切にしてください。
6.冷たい表情

目に力がなく、口元もほとんど動かず、相手をじっと見るような無表情です。
この表情は、「自分には関係ない」と思っている時に出ることがあります。
心の中では、「どうでもいい」「それくらい自分で何とかすればいい」「興味がない」と思っています。
たとえば悩みを打ち明けた時、相手がずっとこの表情のまま聞いているのであれば、こちらの悩みにほとんど関心を持っていない可能性があります。
また、傷つくことを言われ、「そういう言い方はやめてほしい」と伝えた時にこの表情をされたなら、「あなたが傷つこうが自分には関係ない」と考えていることもあります。
困っている時に助けを求めても、「面倒なことに巻き込まれたくない」「自分で何とかすれば?」という気持ちが表情に出ることがあります。
分かってもらおうとするほど苦しくなる
この表情をよくする人は、人の気持ちそのものに興味が薄いことがあります。
そのため、人が傷ついていても、困っていても、「自分には関係ない」と考えます。
こういう人に対して「分かってほしい」と何度も説明すると、伝わらないことにイライラしたり、モヤモヤしたりして、こちらだけが疲れてしまいます。
分かってもらおうと何度も説明する必要はありません。
「この人は人の気持ちを分かろうとしない人なんだ」と割り切り、必要なことだけを伝えるほうが楽になります。
7.作り笑顔

ここでいう作り笑顔は、「目が笑っていない笑顔」ではありません。
むしろ逆です。
話しかけると笑顔。名前を呼ぶと笑顔で返事。話を聞いている時も笑顔。
別に楽しい話をしているわけでもないのに、いつも不自然なくらい満面の笑みを作っている人です。
こういう人は心の中で、「いい人に思われたい」「感じのいい人に見られたい」と考え、誰に対しても笑顔で接します。
笑顔だけを見ると、とても感じのいい人に見えるでしょう。
ところが、実際に言っていることや、やっていることを見ると、相手への配慮がないことがあります。
たとえば、満面の笑みで「お願いできますか?」と言いながら、こちらの予定や都合をまったく考えずに頼みごとをしてきます。
本人は笑顔でお願いしているため、感じよく頼んでいるつもりです。しかし、相手が困っていないか、断りにくくないかまでは考えていません。
また、
「前の担当者の方は、あなたより若くてよかったわ」
などと、満面の笑みで失礼なことを言う人もいます。
本人には悪気がなく、自分が失礼なことを言っていることに気づいていません。
「ごめんなさいね」と言いながら、相手が傷つくことを笑顔で言う人もいます。
言われた側は傷ついているのに、本人は笑顔なので、自分が感じの悪い人に見えているとは思っていないのです。
笑顔ではなく「言葉と行動」を見る
こういう人は、自分がどんな表情をしているかには気を使っています。
しかし、相手がどんな気持ちになるかまでは考えていません。
だから、
「いつも笑顔なのに図々しい」
「いつも笑顔なのに失礼」
「いつも笑顔なのに、なぜか一緒にいると傷つく」
ということが起こります。
笑顔は感じがいいので、それだけを見れば「いい人」に見えます。
しかし、笑顔で失礼なことを言ったり、こちらの都合や気持ちを考えずに接してきたりするのであれば、表情ではなくその人が実際に何を言い、何をしているのかを見てください。
笑顔だけで人を判断しないことが大切です。
表情だけで人の性格を決めつけないことも大切
ここまで、性格が悪い人に見られる7つの表情を紹介しました。
ただし、一度こうした表情をしただけで「この人は性格が悪い」と決めつける必要はありません。
人は誰でも、疲れていたり、考えごとをしていたり、その日の気分によって表情が変わることがあります。
見るべきなのは、その表情を普段から何度もするのか、そして、その時の言葉や行動も同じ方向を向いているのかということです。
たとえば、こちらが褒められるたびに不機嫌になる。何かを断るたびに嫌な顔をする。悩みを話すたびに冷たい顔になる。
このようなことが何度も続いているのであれば、その表情は偶然ではなく、その人の考え方や人との接し方が表れている可能性があります。
「なぜかこの人といると疲れる」と感じた時は表情も見てみる
人は本音を言葉で隠すことができます。
「そんなこと思っていないよ」
「気にしてないよ」
「あなたのために言っているだけ」
口ではいくらでも言えます。
しかし、ふとした瞬間の表情には、相手をどう思っているのかが出ることがあります。
もし、「この人と話していると、なぜかいつも嫌な気持ちになる」「何か引っかかる」と感じるのであれば、言葉だけではなく、こちらが話した瞬間にどんな表情をしているのかも見てみてください。
その違和感の理由が分かることがあります。
身近に気になる人がいる方へ
今回紹介した7つの表情だけでは、「本当にこの人とは距離を置いたほうがいいのだろうか」と判断できないこともあると思います。
そんな方のために、「関わってはいけない人を1分で見抜くチェックリスト」をご用意しています。

18個の項目をチェックするだけで、その人が注意したほうがいい相手なのか、距離を置いたほうがいい相手なのかを確認できます。
気になる人を一人思い浮かべながら、チェックしてみてください。
https://taka2017.com/lp/see-through-people-checklist-ameblo/
表情だけでなく、普段の言葉や行動まで合わせて見ることで、その人の本当の人柄は、より分かりやすくなります。

