育ちが悪い人の特徴6つ。なぜそうなるのか、その理由まで解説

立場の弱い人に横柄な態度を取ったり、平気でポイ捨てをしたり。本人は気づいていなくても、育ちの悪さは、ふとした瞬間に出てしまうものです。そして、それを見た周りは、静かに呆れています。

この記事では、育ちの悪さが出てしまう6つの瞬間を挙げながら、なぜ育ちが悪いとそうなってしまうのか、その理由まで解説していきます。読み進めるうちに、「あの人がそうだ」と思い当たる人がいるかもしれません。

目次

育ちが悪い人の特徴① 立場の弱い人への態度が横柄

飲食店で店員さんを呼ぶとき、「おい、ちょっと」と手招きしたり、料理が遅いと「まだですか、何やってるんですか」と嫌悪感を丸出しにしたり。店員さんのちょっとしたミスを、偉そうに指摘する人もいます。

自分のほうが立場が上だと思って、横柄な態度を取る人です。

普通に言えばいいだけなのに、と思いませんか。店員さんを呼ぶときは「すみません」。料理が遅ければ「注文した料理、まだですか」。おしぼりを忘れられていたら「おしぼりもらえますか」。それで済む話です。

では、なぜ育ちが悪いと、それができないのでしょうか。

それは、育った環境の中で、立場の弱い人に横柄な態度を取ることが「当たり前の光景」だったからです。

「お客様は神様だ」という考えを持つ親のもとで育つと、立場の弱い人に横柄な態度を取る親の背中を見て育ちます。立場の弱い人をどう罵るのか、どうバカにするのか、どう威圧するのか。そのすべてを学んでしまうのです。

すると、それが本人にとっての当たり前になり、そのまま大人になります。だから、立場の弱い人に横柄な態度を取ることに、罪悪感などありません。むしろ、偉そうに振る舞える自分を、かっこいいとすら思っていることがあります。

育ちの影響とは、それほど大きいものなのです。

育ちが悪い人の特徴② 平気でポイ捨てをする

車の窓から投げ捨てられたタバコ。スーパーの駐車場に置き去りにされた缶コーヒー。道路の脇に放置されたゴミ袋。

平気でポイ捨てをする人は、100人いれば、せいぜい1人か2人でしょう。残りの98人は、ゴミ箱に捨てるか持ち帰るかして、その辺に捨てたりはしません。たった数人の非常識な人のために、みんなが迷惑しているのです。

では、なぜ、みんなができることを、その数人はできないのでしょうか。育ちが悪いからです。

ポイ捨てをする人は、自分の家ではポイ捨てをしませんし、人にポイ捨てをされたら怒ります。それは、自分に関係があるからです。でも、一歩外に出ると、自分には関係ないからポイ捨てをします。

つまり、自分さえよければ、人に迷惑をかけようがどうでもいい、という自分勝手な考え方をしているということです。

では、なぜここまで自分勝手になるのでしょうか。

それは、人への配慮を教わらずに育ったからです。

ポイ捨てをする人の親が、自分さえよければいいと考える人だった場合、子どもはその背中を見て育ちます。すると、人の迷惑を考えない大人ができあがり、ポイ捨てに抵抗がなくなるのです。

育ちが悪い人の特徴③ 公共の場で声が大きい

電車の中で、みんなが静かにしているのに、数人だけ大声でしゃべっている。そんな光景を見たことがあると思います。

これは実際にあった話です。あるハンバーグ屋で、ママ友の集まりらしき6人グループがいました。その中に、一人だけやたらと声の大きい、ボス的な存在がいたのです。そのボスが、店中に聞こえる大きな声で、連れの女性に向かって「よく食べるね、だから痩せないんだよ」と笑っていました。

人をいじって何が面白いのか、と思いましたが、こういう、周りへの配慮がなくてデリカシーのない人は、確かにいます。

これを平気でできるのも、育ちの悪さが原因です。

周りへの配慮がなくデリカシーがないのも、親の背中を見て育った結果です。つまり、親に似てしまっているということです。

世の中には例外があるので決めつけはよくありませんが、こういう人の親で、品があって物静かな親を、私は見たことがありません。

周りへの配慮がなくデリカシーのない人は、品がなく、声も大きく、思ったことを何でも口にするような親に育てられています。気取らず、飾らず、裏表がなくていい人ではあるのですが、配慮やデリカシーがないために、ただの痛い大人に見えてしまうのです。

その背中を見て育てば、子どもも自然とそうなります。本人は「私は裏表がないのがいいところだ」と思っていても、周りは迷惑に感じていたり、傷ついていたりするのです。

育ちが悪い人の特徴④ 自分だけ得しようとする

みんなでお菓子を分けるとき、一番大きいものを当たり前のように自分が取る。順番に並んでいても、隙があればさっと前に入る。譲ってもらっても、悪びれる様子が一切ない。

自分が得をするためなら、誰かに我慢させても平気。そんな厚かましい人が、たまにいます。

普通は、お菓子はみんなで平等に分けますし、順番抜かしはしませんし、譲ってもらったらお礼を言います。でも、自分だけ得をしようとする人は、人に我慢させるのは平気で、自分が我慢するのは嫌なのです。だから、人より得をしようとします。

では、なぜ育ちが悪いと、こうなるのでしょうか。

それは、家の中で、それが当たり前の光景だったからです。

これは実際にあった話です。母親が、自分のことにはお金をかけるのに、父親にはお金をかけず我慢をさせる、という家庭がありました。それを見て育った子どもが、どうなったと思いますか。

人に我慢をさせてでも、自分だけは得をしようとする大人になりました。

さかのぼれば、子どもの頃から、お菓子をもらっても兄弟や友達に分けることなく、自分一人で食べていたそうです。これはまさに、母親が父親にしていることと同じです。

子どもにとって、親は見本です。親のしていることに疑問を持たないまま大人になれば、家族以外にも同じことをするようになります。

育ちが悪い人の特徴⑤ 感謝やお礼を言えない

何かしてあげても、お礼の一言がない。物を拾ってあげても、「ありがとう」がない。お礼を言う場面で、いつも反応が薄い。そういう人がいます。

普通は、何かしてもらったら「ありがとう」と言います。でも、お礼を言えない人からは、その一言が出てきません。

育ちが悪いと、なぜ「ありがとう」が言えなくなるのでしょうか。

それは、子どもの頃、家の中で「ありがとう」を言われて育ってこなかったからです。

これは私自身の経験です。私の母は「子どもにありがとうなんて言うものじゃない」という人でした。子どもをちゃん付けで呼ぶ親は情けない、という時代遅れな偏見もありました。身内に礼儀など要らない、という考えの人だったのです。

そういう家で育つと、どうなるか。親から「ありがとう」を言われることもなく、親に「ありがとう」を言うこともない。家庭の中に「ありがとう」が存在しないのです。やってあげても、ありがとうを言われないのが当たり前。してあげても、ありがとうを言わないのが当たり前。感謝の言葉がなくて当然、という環境で育ちます。

すると、感謝することそのものに抵抗を感じるようになり、そのまま大人になります。

感謝は、される経験と、する経験があるからこそ、自然にできるようになるものです。その経験が少ないまま大人になれば、感謝やお礼を言えない大人になるのです。

育ちが悪い人の特徴⑥ 謝れない・非を認めない

自分が間違っているのに、絶対に「ごめん」と言わない。明らかにこちらが正しくても、何だかんだと理由をつけて非を認めない。それどころか「あなたにも非がある」と、こちらのせいにしてくる。

頑なに謝らない人がいます。

普通は、自分が悪かったら「ごめんなさい」と言います。たった一言、謝れば済む話です。でも、こういう人は、その一言を言えばいいだけなのに、言おうとしません。

では、なぜ育ちが悪いと、非を認めて謝ることができないのでしょうか。

それは、謝ったら「負け」だと思っているからです。言い換えれば、謝って負けを認めたら、自分の値打ちが下がると思っているのです。

そして、こういう人は、謝って負けを認めたら値打ちが下がる、と思っている親に育てられています。

親が、自分の非を認めない。間違っていても頭を下げない。子どもに対してすら、絶対に謝らない。そういう親の背中を、ずっと見て育つのです。

すると子どもは、「謝るのは負けることだ」「頭を下げたら、自分の値打ちが下がる」と刷り込まれます。

だから、自分が悪いと分かっていても、非を認めたくない。非を認めたら、自分の値打ちが下がる気がする。それが怖くて、どうしても「ごめん」が言えない大人になっていきます。

そして、この人が親になれば、同じ背中を子どもに見せます。すると、また謝れない子どもが大人になり、同じように謝れない子どもを育てる。こうして、連鎖していくのです。

なぜ、その親たちはそろって育ちが悪かったのか

ここまで6つを見てきて、気づいた方もいるかもしれません。これらはすべて、「親がそうだった」という話でした。

では、なぜその親たちは、そろってこうだったのでしょうか。実は、これには時代が関係しています。

私たちの親を育てたのは、その上の世代、つまり、私たちから見て、おじいちゃん、おばあちゃんにあたる人たちです。その人たちが生きたのは、戦中・戦後の、本当に厳しい時代でした。物が少なく、上下関係が厳しく、メンツや世間体が何よりも大事にされた時代です。

あの時代、世間一般で言われていたのは、こういう価値観でした。お客様は神様。身内に礼儀は要らない。親が上で、子は下。人に弱さを見せてはいけない。我慢強さこそ美徳で、強く見せるのが立派な大人だ、と。

その価値観の中で私たちの親世代は育てられ、その価値観を受け継いで親になっています。そう考えると、親は親なりに、自分が正しいと思う子育てをしてきただけなのです。

そして、その連鎖を断ち切れるのは、私たちの世代からです。親世代は、情報が少なく、気づくことができませんでした。でも今は情報社会です。テレビ、動画、ブログ、本など、知る機会はいくらでもあります。

この連鎖に気づいた人だけが、自分の代で止めることができるのです。

「自分も親の価値観を受け継いでいるかもしれない」と感じたあなたへ

ここまで読んで、「自分も、親の価値観を受け継いでいるかもしれない」と感じた方がいるかもしれません。

そうやって、親の価値観で動いてしまうことを、私は「親軸」と呼んでいます。親軸とは、親に植えつけられた「こうあるべき」で自分を縛ったり、親の期待に応えることを軸にして生きることです。親軸で生きる人は、自分の人生を生きられず、苦しんでいることが多いのです。

でも、その親軸は、自分軸に戻すことで解決できます。「親がどう思うか」ではなく「自分がどうしたいか」を基準に生き直せるようになると、本当の自分の人生が始まります。

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その第一歩を踏み出す方法を、「自分を大切にする」5日間の無料メール講座にまとめました。親の価値観に縛られ、自分の気持ちを後回しにしてきた人が、自分を取り戻すための講座です。

次のような方は、ぜひ受け取ってみてください。

  • いつも「自分がどうしたいか」より「相手がどう思うか」で決めてしまう
  • 親の期待や価値観が、今も自分を縛っている気がする
  • 本当の自分の人生を、これから生き直したい

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まとめ

育ちが悪い人の特徴を、6つ見てきました。

立場の弱い人への横柄な態度。平気でするポイ捨て。公共の場での大きすぎる声。自分だけ得をしようとする厚かましさ。感謝やお礼を言えないこと。そして、謝れず非を認めないこと。

これらに共通しているのは、すべて「親の背中を見て育った結果」だということです。本人に悪気はなく、それが当たり前だと思っているからこそ、ふとした瞬間に出てしまう。だからこそ、育ちの悪さは隠せないのです。

そして、その連鎖に気づけるのは、今を生きる私たちです。気づいた人から、自分の代で止めていくことができます。

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