人の気持ちがわからない人の正体|平気で人を傷つける本当の理由

一緒にいると、なぜか傷ついたり、疲れたりする人はいませんか?

その相手は、もしかしたら「人の気持ちがわからない人」かもしれません。

でも、なぜその人は、人の気持ちがわからないのでしょうか。

この記事では、人の気持ちがわからない人を4つのタイプに分けて、それぞれの実態と正体、そしてなぜ平気で人を傷つけるのか、その本当の理由をお話しします。見抜き方までお伝えするので、最後まで読めば、もう同じ相手に振り回されることはなくなります。

人の気持ちがわからない人には、大きく4つのタイプがあります。

1. 正論を振りかざす人

このタイプは、最初はすごく頼りになる人に見えます。物事をはっきり言えて、筋が通っている。みんながなあなあにする場面で、ちゃんと正しいことを言ってくれる。

「この人、しっかりしてるなぁ」「頼りになるなぁ」と思います。実際、仕事ができたり、知識が豊富だったりもします。だから周りからも一目置かれている。最初のうちは、味方だと思える人なんです。

実態

でも、あるとき、嫌な人に変わります。

たとえば、あなたが仕事で失敗して落ち込んでいるとき。話を聞いてもらいたくて事の経緯を話したら、こんなふうに言われます。

「それはあなたが悪い」「自業自得だよ」

正しいんです。たしかにそうです。でも、落ち込んでいるときに聞きたかったのは、何が正しいかではありません。寄り添ってほしかった、励ましてほしかった。ただ、それだけなんです。

このタイプの人は、正論で論破してきます。そして論破したあと、言ってやったと言わんばかりに、得意げで満足そうな顔をします。

正体

なぜ、落ち込んでいる相手に、わざわざ正論をぶつけて、得意げな顔をするのか。ここに、このタイプの正体が隠されています。

正論を振りかざして人の気持ちに寄り添おうとしない人は、自己重要感を満たそうとしているのです。

自己重要感とは、「自分は正しい人間だ」「自分は優れた人間だ」と感じたい気持ちのこと。誰でも持っているものですが、このタイプは、その気持ちがとても強い。

正しい主張をして、相手をぎゃふんと言わせ、言い負かす。そのときに「自分は正しい人間だ」と感じられて、気持ちいいんです。

自分が気持ちよくなることを一番に考えているから、相手に寄り添う気持ちがない。それが、このタイプの特徴です。

見抜き方

見抜き方は簡単です。あなたが落ち込んでいるとき、弱っているときに、どう接してくるか。ここを見てください。

相手を思いやれる人は、まず気持ちを受け止めてくれます。正しいことを言うのは、そのあとです。

でも、このタイプは逆。あなたが弱っているときに、チャンスとばかりに正論をぶつけてきます。そして言ったあとの顔が、自信満々で得意げなら、気持ちよくなっている証拠です。

正論を振りかざして人の気持ちに寄り添う気のない人は、自分が気持ちよくなりたいだけの人なんです。

2. 人をバカにする人

このタイプは、誰とでも気さくに話せて、社交的。場を盛り上げるのが上手で、冗談を言ってはみんなを笑わせます。

実態

でも、その盛り上げ方に問題があります。人をネタにして、笑いをとるんです。

たとえば、みんながいる前で、こう言う。

「こいつ、ほんと気が利かないやつなんですよ」「また失敗したの?」

笑いながら人をいじって、場を盛り上げる。言われた人も、その場では笑うしかありません。怒ってむきになったら、それをネタにまたいじられるからです。

バカにしている本人と周りは笑っていても、いじられた側は、みんなの前で恥をかかされて傷ついています。

正体

なぜ、人をバカにしてまで笑いをとろうとするのか。それは、優越感に浸りたいからです。

このタイプは、自分のことをムードメーカーだと思っています。みんなを笑わせられる気さくな人間性が、自分の長所だと思い込んでいる。

そして人をバカにしたとき、心の中でこう感じています。「人をいじって笑い者にできるのは、自分のほうが優れた人間だからだ」と。

人を下げて笑いをとり、自分が優れていると勘違いして満たされている。いじられた側が傷つこうが、「言われる原因を作っているお前が悪い」としか思っていません。

だから、罪悪感がないんです。自分の人間性が終わっていることに気づいていない。それが、バカにする人の正体です。

見抜き方

その人が笑いをとるとき、誰かを下げていないか。ここを見てください。

そして、人をいじってバカにしているときの顔を見る。気持ちよさそうに笑っていたら、まず間違いありません。

3. 善意を押し売りする人

このタイプは、最初はすごく親切で、面倒見のいい人に見えます。困っている人がいると放っておけない。すぐに手を差し伸べて、あれこれ世話を焼いてくれます。

「よかったら、これ使って」「こうした方がいいよ」と、気にかけていろいろやってくれる。多くの人が「優しい人だなぁ」「いい人だなぁ」と思います。

実態

でも、その親切に、だんだん違和感が出てきます。

面倒見の良さがお節介になり、「そこまで踏み込んでこないで」と思うところまで踏み込んでくる。あなたのためと言いながら、プライベートな話にまで首を突っ込み、「こうしなきゃダメ」と強要したり、「言っといてあげたから」と勝手に物事を進めたりします。

さすがにありがた迷惑だと思ってやんわり断ろうとしても、「いいからいいから、気にしないで」と強引に介入してくる。本人は良かれと思ってやっているので、迷惑だと思われていることに、まったく気づきません。

正体

なぜ、ありがた迷惑だと気づかず、どんどん押し付けてくるのか。それは、相手のことよりも、自分の承認欲求を満たすことばかりを考えているからです。

このタイプを突き動かしているのは、「してあげた」という満足感。人の世話を焼いて、感謝されて、頼りになる人だと思われることに、自分の存在意義を感じています。だから、世話を焼かないと自分が無価値に感じてしまう。

もしありがた迷惑だと思われたら、自分が無価値に感じる。だからその事実を受け入れたくない。そうやって「迷惑なんかじゃない。自分のいいと思うことをしてあげれば、喜んでくれるはずだ」と思い込み、相手の気持ちから目をそらして、どんどん介入してくるのです。

つまり、相手のためと言いながら、本当は自分の存在意義を感じたいだけ。それが、善意を押し売りする人の正体です。

見抜き方

あなたが「大丈夫です」「今はいいです」と断ったとき、どうするか。ここを見てください。

自分のためにやっていない人は、あなたが断ったら、その気持ちを尊重してくれます。

でも、このタイプは、断ってもなかなか引いてくれません。「いいからいいから」と、強引に自分の我を通そうとする。この時点でほぼ確定ですが、それでも断ると、表情が曇ります。表情が曇ったら、間違いないと思ってください。

4. 止まらないLINEを送る人

このタイプは、嫌なことがあったときや辛い気持ちに、すごく共感してくれるので、優しい人に見えます。

仕事で失敗して落ち込んでいるとき、誰かに意地悪をされてもやもやしているとき。そういう話をすると、「わかるわかる」「それはひどいね」と親身になって聞いてくれる。だから辛かった話をすると、少し気持ちが楽になったりします。

一見、人の気持ちがわかる優しい人に見えます。でも、なぜ人の気持ちがわからない人と言えるのか。実態をお話しします。

実態

付き合っていくうちに、だんだん様子が変わっていきます。

最初はお互いの気持ちを言い合える関係だったはずが、いつの間にか、ひたすら聞かされる側になっている。送られてくるLINEがどんどん長くなって、何度も送られてくる。

その内容も、不平不満がずらずらと書かれていて、画面に収まりきらない量。返事をしても、また次の長文が返ってきます。どれだけ寄り添っても、どれだけアドバイスをしても、ずっと同じことを繰り返してくる。

そのうち、時間もおかまいなし。こっちの都合は考えず、送りたいときに送ってくるようになります。「忙しいのにごめんね」とは言うんです。でも、長文は止まりません。

正体

なぜ、こっちの都合もおかまいなしに長文を送り続けてくるのか。それは、「わかってほしい」という気持ちが、何よりも先に来るからです。

このタイプは、自分の気持ちを吐き出して、わかってもらうことが一番の目的。だから、相手が今どんな状況かは二の次になります。

相手にも都合があることはわかっているから「忙しいのにごめんね」と言う。でもそれは、気遣いしているアピールをしているだけ。本心では、気遣いをすれば許されると思っているんです。

やっていることは自分勝手なのに、普段の振る舞いは下手に出る。だから本人は、自分は気遣いができるいい人だと思っている。そこが、余計に腹立たしいところです。

その実態は、相手を、自分の気持ちを吐き出すためのゴミ箱のように扱う人なんです。

見抜き方

LINEが一方的かどうかを見てください。

本当に気を使える人は、あなたの返事の様子から察してくれます。返事が短かったり遅かったりしたら、送ってきません。

でも、このタイプは違います。こっちが短く返しても、まだ返事をしていなくても、次から次へと送ってくる。相手が忙しかろうが、返信が大変だろうが、自分の気持ちを吐き出したい気持ちが勝つ。

一方的に送られてくるなら、あなたは感情のゴミ箱として扱われている、ということです。

4つのタイプに共通する、たった1つのこと

ここまで、4つのタイプを見てきました。正論を振りかざす人、バカにする人、善意を押し売りする人、止まらないLINEを送る人。

一見バラバラに見えますが、この4つには共通点があります。それは、全員、自分の欲求を満たすことが一番になっているということです。

正論を振りかざす人は、自己重要感を満たしたい。バカにする人は、優越感に浸りたい。善意の押し売りをする人は、してあげたという満足感を得たい。止まらないLINEを送る人は、理解されたい気持ちを満たしたい。

満たしたいのは、全部、自分の欲求。だから、相手の気持ちがないがしろになるんです。

これが、人の気持ちがわからない人の正体です。

なぜ、あなたばかりが狙われるのか

これで、人の気持ちがわからない人を見抜けるようになりました。

でも、ここで一つ、考えてほしいことがあります。なぜ、あなたは、こういう人に振り回されるのか、ということです。

こういう人はどこにでもいます。でも、振り回される人と、振り回されない人がいる。「どうして自分ばかりターゲットにされるんだろう」と思ったこと、ありませんか?

ターゲットになる人には、共通点があります。それは、**「ハッキリ言えない」**ということです。

正論を振りかざす人は、黙って聞く人を選びます。バカにする人は、言い返してこない人を選びます。善意の押し売りをする人は、断らない人を選びます。止まらないLINEを送る人は、やめてと言わない人を選びます。

つまり、優しくて、我慢強くて、人の気持ちを考えられる人ほど、狙われてしまう。

ということは、見抜くだけでは、また同じようにターゲットにされてしまいます。こういう人たちから目をつけられなくなること。それが、本当に必要なことなんです。

ハッキリ言える自分になりたい方へ

では、どうすれば、目をつけられなくなるのか。答えは、「自分を大切にする」ことです。

こう言うと、「自分を大切にするなんて、わがままなんじゃないか」「ハッキリ言ったら、嫌われるんじゃないか」と思う人がいます。

その気持ちはわかります。でも、それは自分に軸がない人が思うこと。自分に軸ができると、「ハッキリ言わなきゃいけない」に変わって、自然と言えるようになります。

そして、これは性格を変えるという話ではありません。やり方を知っているかどうか。ただ、それだけなんです。

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  • 嫌なことを「嫌だ」とハッキリ言えない方
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まとめ

人の気持ちがわからない人には、4つのタイプがあります。正論を振りかざす人、バカにする人、善意を押し売りする人、止まらないLINEを送る人。

一見バラバラですが、共通しているのは「自分の欲求を満たすことが一番になっている」こと。だから、相手の気持ちがないがしろになります。

そして、こういう人に狙われやすいのは、「ハッキリ言えない人」です。見抜けるようになったら、次は、目をつけられない自分になること。そのために大切なのが、「自分を大切にする」という考え方なんです。

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