「あの人、いい人だよね」とみんなが言う。でも、自分はなんだか違和感を感じる。そんなことはありませんか?
その違和感は、正しいかもしれません。
実は、性格がいい人には2種類います。本当に性格がいい人と、いい人のフリをしているだけの人です。そして厄介なことに、フリをしている人ほど、ぱっと見は感じがよくて、いい人に見えます。だから気づかないうちに、あなたの一番近くにいて、あなたを振り回していることがあります。
この記事では、いい人のフリをしている人の5つの特徴と、いくつ特徴があっても見抜けるたった一つのポイント、そして、こういう人と関わるとどうなるのかをお話しします。
読み終わるころには、あなたのまわりにいるあの人が、本当にいい人なのか、それともフリをしているだけなのかを、自分で見抜けるようになっているはずです。
いい人のフリをしている人の5つの特徴
1. 「あなたの味方」が口癖
あなたが元気がないと「どうしたの? 何かあった?」と声をかけてくれたり、誰かと揉めた時には「それは相手が悪い、あなたは悪くないよ」と言ってくれたり、「私はあなたの味方だから、何かあったらいつでも言ってね」と、味方であることを示してくれる。こういう人がいたら、誰がどう見てもいい人だなと思いますよね。
ただ、そういう人が必ずしもいい人とは限りません。
何か問題が起きて、一緒に責任を取らないといけなくなった時。さっきまで味方でいてくれたはずのその人が、急に「いや、私は関係ないし」と責任を逃れたり、一緒に陰口を言っていたのがバレた時に「私は思ってないよ、話を聞いてただけ」と、手のひらを返して裏切る。
「あなたの味方だよ」とよく口にする人は、本当のいい人ではなく、いい人に思われたい願望を持っている人です。
本当の味方は、味方でいることが当たり前なので、わざわざアピールしようという考え自体がありません。逆に、いい人に思われることで自分の立場を守ろうとする人は、本当の味方ではないと自分でわかっているからこそ、「あなたの味方だよ」とアピールして、味方であることを認識させようとします。結婚詐欺が、愛しているアピールを過剰にしてくるのと同じです。
見抜き方:普段から「私はあなたの味方だよ」と何度も口にする人かどうか。本当の味方は、わざわざアピールしてきません。
2. やたらと親切な人
頼んでもいないのに、率先して手伝ってくれる。そんな親切な人がいたら、いい人だなと思いますよね。
ただ、その親切が本当の親切かを見極められないと、あとで厄介なことに巻き込まれることがあります。
たとえば、近所の人が「お宅の芝、刈らないともったいないよ。お金はいらないから、やってあげるよ」と頼んでもいないのにやってくれた。お礼にお菓子を渡したら、その人が陰で「芝刈りしてやったのに、謝礼の一つもない」と言いふらしていた。あるいは、ママ友がやたらと子どもを遊びに連れていってくれるので親切な人だと思っていたら、「うちの子、あの子が嫌いだから、あなたの子も仲良くさせないで」と強要してきた。
つまり、やたらと親切な人には、裏があることがあるのです。
人は、見返りを求める生き物です。「お礼なんていらないよ」と言いつつ、「少しでも感謝してくれたら嬉しいな」と、感謝くらいは求めてしまう。それが自然です。だからこそ、親切を受けていいものかどうか、慎重に考える必要があります。
見抜き方:「〜してあげた」という話を自慢していないか。人にしてあげた話が多い人は、見返りを求めて親切にするタイプです。
3. すごく感じのいい人
あなたの話を否定せず、いつも「そうだよね、わかるよ」と合わせてくれて、一緒にいて楽しい。こういう人がいたら、すごく感じのいい人だなと思いますよね。
でも、人はどれだけ気が合っても、すべてが合う人は存在しません。必ず「そこは違うな」と思う部分があるはずです。
なのに、いつも「そうだよね」と合わせてくる。これは、不自然なんです。つまり、本心で話していない可能性が高い。
このタイプは、八方美人です。誰からも嫌われないことを優先して人に合わせているので、あなたがいる前と、いない所では、違うことを言っている可能性が高い。
たとえば、あなたが「Aさんのこういうところが嫌なんだよね」と話したら「わかる、私もそう思ってた」と合わせてくる。ところが、そのAさんの前では、あなたを悪者にして、Aさんにいい顔をする。
見抜き方:以前と言っていることが違うと感じることがないか。八方美人は人に合わせて、自分の思っていないことを言うので、「前と言っていることが違うな」と感じることが多くなります。なお、八方美人は情報通です。あなたが誰かの噂話を聞かされているなら、あなたの話も言いふらされていると思ったほうがいいので、大事なことは話さないようにしてください。
4. 親身に相談に乗ってくれる人
「悩みがあれば相談して」と言ってくれて、ちゃんと話を聞いてくれる。人の悩みに親身になってくれて、いい人だなと思いますよね。
ただ、相談したあと、気が重くなるだけで心が軽くならないなら、その相手は、あなたを利用しているだけかもしれません。
本当に親身な人は、あなたのためを思ってくれるので、たとえグサッとくることを言われても、ちゃんとしたアドバイスがあるので「よし、やってみよう」と前向きになれます。
でも、あなたを利用している人は、気が重くなるだけで、前向きになれるアドバイスがありません。なぜなら、親身に相談に乗っているフリをして、ダメ出しをしたいだけだからです。ダメ出しをすると、自分が偉くなったような気がして、心地いいんです。
見抜き方:相談したあと、気持ちが重くなるだけか、それとも元気が出るか。本当に親身な人は、あなたを元気づけるために、希望を持てるアドバイスをしてくれます。
5. 面倒見のいい人
何かと気にかけて、「これやっといてあげたよ」と先回りして動いてくれたり、迷っていると「こうしときなさい」とパッと決めてくれる。頼りになって、いい人だなと思いますよね。
ただ、それが、ただの押しつけや決めつけになっていないか。
あなたが「これは好きじゃない」と言っているのに「まあまあ、騙されたと思って食べてみ」と無理やりすすめてきたり、迷っていると勝手に決めたり、自分で決めたことを報告すると「なんで先に相談してくれなかったの」と、自分を通すのが当たり前のように言ってくる。
こういう親分肌・姉御肌の人は、悪い人ではありません。でも、その面倒見のよさは、半分はあなたのため、もう半分は自分のためです。なぜなら、頼られることで自分の存在価値を感じようとしているからです。だから、あなたが自分の意思で動こうとすると、機嫌が悪くなることがあります。頼られなくなると、存在価値を否定された気になるからです。
見抜き方:あなたの意思を大切にしてくれるかどうか。本当に面倒見のいい人は、意見を押しつけたり、あなたの意見を聞かずに決めたりしません。
5つを覚えなくていい。見抜くポイントはたった一つ
ここまで5つの特徴を見てきましたが、「5つも覚えられない」と思った方もいるかもしれません。
でも、大丈夫です。この5つを覚えなくても、すべてに通じるたった一つのポイントがあります。特徴が10、20、30あっても、見抜くポイントは一つです。
それは、言っていることと、やっていることが一致しているかを見る、ということです。
いい人のフリをしている人は、必ずどこかでボロを出します。それが、言葉と行動がズレる瞬間です。どんなに上手にいい人を演じていても、ここに必ず人の裏が見えます。
「あなたの味方」と言うのに、いざという時には逃げる。「お金なんていらない」と言うのに、あとから見返りを求める。あなたの前では「そうだよね」と言うのに、いない所では逆のことを言う。「相談に乗るよ」と言うのに、ダメ出しで終わる。「あなたのため」と言うのに、あなたの気持ちを無視する。
すべて、言葉と行動がズレています。逆に、本当に性格がいい人は、言葉と行動が一致しています。
相手の言葉を鵜呑みにせず、言葉と行動が合っているかどうか。この視点があれば、人の裏を読むことができます。
いい人のフリをしている人と関わると、どうなるのか
こういう人と関わり続けると、どうなるのか。タイプごとに見てみましょう。
「あなたの味方」が口癖の人と関わると、いざという時に裏切られます。一番助けてほしい時に、手のひらを返されます。
やたら親切な人と関わると、見返りに気を遣って疲れます。
八方美人と関わると、大事な話や秘密を言いふらされ、あなたの立場が悪くなります。
相談に乗るフリをする人と関わると、自信を失っていきます。
面倒見がよくても意思を無視する人と関わると、自分の人生を奪われていきます。
だから、いい人のフリをしている人とは、関わらないほうがいいのです。
関わってはいけない人を、もっと早く見抜くために
とはいえ、いい人のフリをしている人ほど、ぱっと見はいい人に見えます。だから、関わってはいけない人だと気づいた時には、もう深く関わってしまっていた、ということが起こります。
そこで、こういう人をもっと早く、簡単に見抜けるように、**「関わってはいけない人を1分で見抜くチェックリスト」**を用意しました。
今回お話しした、言葉と行動がズレている人。それ以外にも、気をつけてほしい人の特徴を一つにまとめたものです。リストに沿ってチェックしていくだけで、その人が関わってはいけない人かどうかが、すぐにわかります。
一緒にいると疲れる人、関わったあとにモヤモヤが残る人が周りにいるなら、ぜひ一度、このチェックリストで確かめてみてください。
https://taka2017.com/lp/see-through-people-checklist/
まとめ
性格がいい人には、本当に性格がいい人と、いい人のフリをしているだけの人がいます。
フリをしている人の特徴は5つ。「あなたの味方」が口癖、やたら親切、すごく感じがいい(八方美人)、相談に乗るフリ、面倒見がいいけど意思を無視する。
でも、5つを覚える必要はありません。見抜くポイントはたった一つ、言葉と行動が一致しているかを見るだけです。いい人のフリをしている人は、必ずどこかでボロを出します。
相手の言葉を鵜呑みにせず、その人が実際に何をしているかを見る。それだけで、あなたはもう、いい人のフリに振り回されなくて済むようになります。
