性格が悪い人が笑う瞬間を、見たことはありませんか?
人の性格は、「何を見て笑うか」によく出ます。
楽しいことや面白いことを見て笑うのは普通ですが、人が失敗した時、困っている時、恥をかいた時など、普通なら心配するような場面で嬉しそうに笑う人もいます。
こういう場面を見ると、普段は隠しているその人の本性が見えてきます。そして、その人と深く付き合っても大丈夫なのか、それとも少し距離を取った方がいいのかを判断する目安にもなります。
この記事では、性格が悪い人が笑う6つの瞬間について解説します。
あなたの周りにも同じような人がいないか、思い浮かべながら読んでみてください。
性格が悪い人が笑う6つの瞬間
1.人が失敗した時
一つ目は、人が失敗した時です。
たとえば、職場で同僚が仕事のミスをしたとします。その時に「大丈夫?」「何か手伝おうか」と声をかける人もいれば、何も言わずに見ている人もいます。
ところが中には、その失敗を見て笑う人がいます。
こういう人の心の中には、
「ほら、やっぱりできない」
「自分の方がマシ」
「失敗してやんの」
という気持ちがあります。
つまり、その人にとって人の失敗は、自分が上だと思える材料になっているんです。
本来、同僚がミスをしたからといって、自分の能力が上がるわけではありません。自分が何かを成功させたわけでもありません。
ところが、人がミスをすると「あの人はできない。でも自分はできる」と比べることができます。そのため、勝ち誇ったような気持ちになって、人の失敗を笑います。
特に、自分に自信がない人ほど、人と比べることで自分の価値を確認しようとします。
「自分にはこれがある」と思えるものがないため、人が失敗すると「あの人より自分の方が上だ」と考えることで、自信を得ようとするんです。
つまり、人の失敗を見て笑う人は、人の失敗を自分の自信に変えています。
2.人が困っている時
二つ目は、人が困っているのを見た時です。
たとえば、作業がうまくできなくて困っている人。
両手に荷物を持っていて、ドアを開けられず困っている人。
コピー機が紙詰まりして、どうしたらいいかわからず困っている人。
そんな姿を見て、「何やってるの」と笑う人がいますよね。
こういう人は、人が困っている姿そのものを面白がっています。
心の中では、
「そんなこともできないの?」
「どんくさいな」
「ダサいな」
「恥ずかしいな」
と思っています。
普通なら、困っている人を見れば「大丈夫かな」「手伝った方がいいかな」と思うものです。
ところが、人が困っているのを見て笑う人は、助けようとするのではなく、困っている姿を面白がってバカにします。
こういう人は、自分が普通にできることは、ほかの人もできて当たり前だと思っています。
自分ができることをほかの人ができないと、それだけで「なんでそんなこともできないの?」と見下します。
そこには、人をバカにすることで「自分はできる人間だ」と思おうとする心理があります。
つまり、困っている人をバカにすることで、自分の価値を高めようとしているんです。
3.人が怒られている時
三つ目は、人が怒られているのを見た時です。
たとえば、職場で同僚が上司から怒られているのを横で見ながら、ニヤニヤしている人。
あとから「なんであんなに怒られてたん?」と、どこか嬉しそうに聞いてくる人もいます。
こういう人は、怒られている人を見て、心の中で、
「ざまあみろ」
「いい気味」
「もっと怒られればいいのに」
と思っています。
特に、普段からその人のことを気に入らないと思っている場合は、かなり嬉しそうにする人もいます。
普通なら、人が怒られて落ち込んでいれば「大丈夫かな」と心配します。しかし、こういう人は「もっと言われればいいのに」と思っています。
ただし、これは少し分けて考える必要があります。
怒られている本人の日頃の行いが悪ければ、「もっと怒られろ」「少しは落ち込んで反省しろ」と思うのは、人として自然な感情です。
私も、日頃の行いが悪い人なら、怒られた方がいいと思います。
ここで言っているのは、そういう意味ではありません。
嫉妬や自信のなさから、人が怒られている姿を見て喜ぶ人のことです。
嫉妬している人や自分に自信がない人は、誰かが怒られているのを見ると、その人の評価が下がり、自分の評価が上がったような気になります。
実際には自分の評価が上がったわけではないのに、相手が下がったことで、自分が勝ったような気持ちになるんです。
だから、嬉しくなって笑います。
4.人が恥をかいた時
四つ目は、人が恥をかいたのを見た時です。
人前で言い間違えて、恥ずかしそうにしている人。
間違いを指摘されて、顔を赤くしている人。
緊張してうまく話せず、恥ずかしそうにしている人。
そんな姿を見て笑う人がいます。
しかも、ただ笑うだけではありません。
「今の聞いた?」
「何言ってるかわからん」
「そんなことも知らなかったの?」
と、みんなの前でさらにバカにして、笑い者にする人もいます。
こういう人は、恥をかいている人を見て、**「この人をネタにすれば、自分が面白い人になれる」**と思っています。
本人が恥ずかしくて触れられたくないと思っていることをネタにして、周りを笑わせる。そして、自分が場を盛り上げたような気になります。
さらに、人を笑い者にすることで、「自分は笑われる側ではなく、笑う側だ」と優位に立った気にもなっています。
普通なら、相手が本当に恥ずかしそうにしていれば、それ以上触れないようにしたり、話を変えたりしますよね。
ところが、人が恥をかいた時に笑う人には、そうした思いやりがありません。
つまり、人が恥をかいた時にさらにバカにして笑う人は、人の恥ずかしい姿を、自分が面白い人になるための笑いのネタにしているんです。
5.人が真剣に頑張っている時
五つ目は、人が真剣に頑張っているのを見た時です。
資格を取るために毎日勉強している人。
新しい仕事を覚えようと、一生懸命取り組んでいる人。
目標に向かって努力している人。
そんな人を見て、
「そこまでして何になるの?」
「必死すぎるやろ」
と笑う人がいます。
こういう人は、頑張っている人を見て、
「必死すぎてダサい」
「そんなに頑張って何になるの?」
「どうせ無理でしょ」
と思っています。
ただ、本当にそう思っているというよりも、そう思おうとしていると考えた方が近いと思います。
なぜなら、真剣に頑張っている人を笑う人には、「自分はあんなに頑張れない」という劣等感があるからです。
自分は何もしていないのに、その人は頑張っている。
自分はそこまで頑張る気持ちになれないのに、その人は努力を続けている。
自分には、そこまで打ち込めるものがない。
そんな時、頑張っている人を見ることで、自分がダメな人間のように感じてしまいます。
だから、真剣に頑張っている人をバカにすることで、自分の気持ちを楽にしようとします。
さらに相手を笑うことで、
「自分はそこまで頑張らなくていい」
「頑張っていない自分は間違っていない」
と、頑張っていない自分を正当化します。
つまり、人が真剣に頑張っている姿を見て笑う人は、頑張っている人を見て感じた劣等感を、相手をバカにすることでごまかしているんです。
6.弱い立場の人を見た時
六つ目は、弱い立場の人を見た時です。
病気で体が思うように動かない人。けがをして不自由な思いをしている人。障害のある人。高齢になり、動作が遅くなっている人。
そうした人を見て、笑ったりバカにしたりする人がいます。
こういう人は心の中で、
「自分はあの人よりマシ」
「自分は普通にできる」
「自分はああじゃなくてよかった」
と思っています。
つまり、自分より身体的に不自由な人を見ることで、自分の方が恵まれている、自分の方が上だと感じているんです。
しかし、病気やけが、障害などは、本人が望んでそうなったわけではありません。
それでも、その姿を見て笑える人は、人の気持ちがわからない人、想像力の乏しい人、自分さえよければいいと考える人です。
弱い立場の人を見て笑えるというのは、最低限の思いやりの心すら育っていない人といっていいと思います。
病気やけが、障害などで不自由な思いをしている人を見て笑えるのか。
それとも、その人がどんな思いをしているのかを考えられるのか。
こういうところに、その人が人の痛みをどれだけ想像できる人なのかが出ます。
性格が悪い人に共通していること
ここまで6つ紹介しましたが、こうした人たちには共通していることがあります。
それは、人が悪い状況になった時に、気分がよくなることです。
人が失敗する。困る。怒られる。恥をかく。本人にとっては、どれも嫌なことですよね。
ところが、性格が悪い人は、そういう人の不幸を見て嬉しくなります。
よく「人の不幸は蜜の味」と言いますが、まさにそういう感覚です。
自分に何かいいことが起きたわけでもありません。自分の能力が上がったわけでも、評価が上がったわけでもありません。
それでも、誰かがうまくいかなくなっただけで気分がよくなる。
普通なら「大丈夫かな」「かわいそうだな」と思うような場面で、嬉しそうに笑える。
今回紹介した6つに共通しているのは、人の不幸や弱っている姿を面白がれるところなんです。
こういう人とは深く付き合わない
では、今回紹介したような場面で人を笑う人とは、どのような距離感で付き合えばいいのでしょうか。
私なら、深く付き合わないようにします。
なぜなら、こういう人と付き合っていると、私が失敗した時や困った時に、助けてもらえるどころか、笑いのネタにされるからです。
たとえば、私が「実はこれが苦手で」と弱みを見せたとしても、「そんなこともできないの?」とバカにされたり、ほかの人に話されて笑い者にされたりします。
また、私が何かに挑戦したり、一生懸命頑張っている時にも、「そんなに頑張って何になるの?」「どうせ無理でしょ」と言ってくるでしょう。
こういう人と付き合っていても、自分にとってマイナスでしかありません。
楽しい時に一緒に笑えるかどうかだけでは、相手のいい部分しか見えません。
その人の本性が出やすいのは、自分が失敗した時、困った時、弱っている時です。
そういう時に心配してくれるのか。助けようとしてくれるのか。それとも、面白がったり、バカにしたり、笑いのネタにしたりするのか。
ここを見ると、その人がどんな人なのかがよくわかります。
自分が弱っている時に笑う人とは、深く付き合わない方がいいです。
「この人、ちょっと性格が悪いかも」と感じている方へ
もし今、「この人、ちょっと性格が悪いかも」「このまま付き合って大丈夫かな」と頭に浮かんだ人がいるなら、**「関わってはいけない人を1分で見抜くチェックリスト」**を使ってみてください。
普段はいい人に見えても、深く付き合うことで振り回されたり、傷つけられたりする人はいます。
このチェックリストを使えば、今あなたが気になっている人が、このまま付き合っても大丈夫な人なのか、それとも距離を取った方がいい人なのかを考える目安がわかります。
「あの人のこと、なんとなく信用できない」
そんな違和感がある方は、その感覚が合っているのか、一度確認してみてください。

